訃報・お葬式の連絡を受けたが、ど〜うしても都合がつかず、お葬式に行けない!体調不良やどうしても外せない予定で、親戚や知人のお葬式に行けない!という時もあると思います。このような場合、どう断れば「失礼にならない」か?どうすればご遺族に「弔意を伝える」ことができるのか?実は、お葬式に行けない場合、断り方のマナーがあります。
本日は、お葬式に行けない時の、上手な断り方のマナー、お互いが納得するような断り方をするには、どのようなことに気をつけたらいいのか?ご紹介していきましょう。
また、葬儀の参列を断る際に、ネットで弔電を送るコツについて知りたい方は、こちらの記事「遠方で葬儀に参列できない!ネットで弔電を送る方法と例文を紹介」をご覧ください。
人の死は突然、訪れます。訃報を聞いて、通夜は◯月◯日、告別式はいついつ。。。あーーその日はどうしても用事があって、、いけないなあ、、、「遠方ですぐに駆けつけられない」とか、「仕事等でどうしても都合がつけられない」、「体調等でいくことが難しい」、など、いろいろな事情でどうしても都合がつかず、お通夜にも、お葬式にも、参列できないこともあると思います。お通夜や告別式を欠席すると、ご遺族に、失礼になってしまわないだろうか…そして相手の反応に対しても、不安を抱いている方も多いのではないでしょうか。おそらく、お葬式は、最期のお別れということもあり、アナタは、罪悪感をおぼえるかもしれません。しかし、そもそも訃報というものは、突然やってくるものです。そのため、やむを得ない事情で、出席できない場合、この大人の断り方のマナーさえ、知っていて、実践していただければ、その後のお付き合いも、何も気に病む必要はありません。
知っていれば誰でも簡単にできる、上手な断り方のマナーのご紹介です。
上手な断り方のマナー・伝え方のポイント・心掛けるべき点についてご紹介していきましょう。
まず基本ですが、訃報、お葬式開催のお知らせを、ご遺族から直接、アナタに届いていない場合、例えば、仲のいい界隈で、人づてに訃報を聞くなど、アナタに直接、連絡が来ていない場合、、お葬式に参列する事自体、遠慮しなければいけないマナーとなります。だから、特に出欠に関する連絡はしない、ことが、正解になりなす。
何故なら、訃報のお知らせをいただいてないということは、そもそも、アナタの参列を特に求めていないと考えられるからです。
それでは、ご遺族から直接連絡や訃報のお知らせを受けているが、やむを得ず出席できない場合です。
お通夜や葬儀に参列できないことが分かったら、あまり時間を空けず、速やかにご遺族に連絡を入れましょう。その際、参列できない理由を詳しく説明する必要はありません。理由に関わらず、このようにお伝えしましょう。
「本来であれば、ご葬儀に参列し、ご焼香させていただくところではございますが、やむを得ない事情がありまして、お伺いできそうにありません」
などと、参列できないことのみを、簡潔に伝えるようにします。葬儀前のご遺族というのは、やることが山積みで忙しいのが普通です。参列できない理由や葬儀欠席の連絡はなるべく短く簡潔に済ませるのがマナーといえます。
ここで、一つ大事なこと!注意して欲しいことがあります。
お断りをするのが面倒だし、欠席は悪くて言いにくいし、自分が忙しいからと言って、
いただいた訃報連絡を、欠席も伝えず、放置するのだけは絶対避けましょう。
やむを得ない事情で参列できないという状況は誰にでも起こりうることなので、参列できない旨を伝えてもマナー違反とはなりません。必ずしも具体的な理由を伝える必要はなく、状況に応じて「やむを得ない事情があり」などの表現を使い、失礼に当たらないように伝えると良いでしょう。アナタと連絡下さったご遺族の方とは、これからも、ずっと、お付き合いが続きます。アナタの対応次第で、今までの関係性まで壊しまうかもしれないのです。
ご遺族ご親族の状況に配慮し、手短に弔意と参列できない理由を伝え、誠実に対応することが大切です。
また、覚えておいて欲しい大事なことですが、参列出来ない場合、できるだけ早いうちに出席できない旨を連絡するのがマナーです。何故なら、ご遺族側は、ある程度の参列人数を想定して、お葬式の会場から準備をしますので、早めに連絡すると、ご遺族の負担を少しでも少なくすることができます。
上手な断り方マナー 弔意の伝え方5選!💡1つ目、
代理を立てるという方法です。
1つ目、一番丁寧な対応です。代理人は故人と直接の面識がなくても問題はありません。香典も代理人に託して、遺族に届けてもらいましょう。この時、香典は代理を依頼したアナタの名前で出します。代理人を立ててまで、当日行ったということの方が、礼を尽くしたと受け取られるものです
弔意の伝え方5選! 💡2つ目 弔電をうつ!
2つ目は、電報をうつという方法があります。電報で弔意を伝える弔電と言われるものです。通信機器が発達した今では、主に冠婚葬祭でお祝いや、お悔やみを伝える際に使われているようです。その電報は1文字単位でお金がかかってきます。ラインなど無料で何文字も送れるのにこの弔電、1文字1文字、有料なんです。お葬式・葬儀の時は、ラインやメールではなく、弔電を送るのがマナーです。今はネットで電報,弔電もうてます。文例も出てます。紙の台紙も見て選べます。そして昔から、電話で注文して文字を送る弔電の電話番号は、115です。
電話から弔電を打つ場合は、115が電報の番号、インターネットからの弔電の打ち方はこちらの記事「遠方で葬儀に参列できない!ネットで弔電を送る方法と例文を紹介」をご覧ください。
弔意の伝え方5選! 💡3つ目 香典を送る!
3つ目、、香典を送る。言葉だけではなく、香典という形でお悔やみの気持ちを示したいと考える方も少なくないでしょう。送り届ける方法は2つあります。御香典を参列者に託す。香典は、参列する親類や友人など身近な人に託すのも一つの方法であり、マナー違反にはなりません。その場合、自分の住所、氏名、金額を明記した香典袋(不祝儀袋)を個別に用意し、信頼できる方にお願いするとよいでしょう。
それから、御香典を郵送する方法です。
香典も郵送して構いません。ただ、現金を普通郵便で送ることは法律(郵便法第17条)で禁止されていますので、必ず「現金書留専用封筒」を使うようにしましょう。その際、直接現金を入れるのではなく香典袋(不祝儀袋)に現金を納め、香典袋ごと現金書留専用封筒に入れます。郵便局窓口のみでの受付となりますので、最寄りの郵便局で手続きをしましょう。香典を郵送する際、お悔やみの手紙を添えるとより丁寧な印象になります。
弔意の伝え方5選! 💡4つ目、供花(きょうか)、供物(くもつ)を贈る
4つめ:供花(ょうか)、供物(くもつ)を贈る香典と同じ意味合いを持つ、供花や供物を贈るという方法もあります。人が亡くなった時に、通夜や葬儀・告別式の会場に届けるお花を「供花」といい、果物などのお供物を「供物」と言い、葬儀の際、祭壇の周りに飾り、立派にするのが一般的です。ただ、贈れる花が決まっていたり、葬儀の形式によってお花、生花に条件・都合がある場合もありますので、まずは担当する葬儀社に電話で問い合わせて供花や供物を贈りたい旨を伝え、確認を取りましょう。
弔意の伝え方5選! 💡5つ目、 後日弔問に伺います。
アナタご自身で故人に別れを伝えたいという場合は、後日弔問に伺うという方法もあります。その場合、先方の都合を確認してから伺うようにしましょう。葬儀後は遺族にとって忙しい時期でもあり、無遠慮に押しかけると迷惑になってしまいます。そのため、事前に連絡を入れて都合の良い日を聞きましょう。
弔問の時には香典を渡すこともあります。もし事前に香典を渡していたとしても、花や線香など、少額の供物を持参すると丁寧です。
本日のまとめ
ご遺族から連絡をもらっていても、葬儀に出席できないこと自体、問題でなく、悪いことではありません。しかしその代わり、ちゃんと欠席の旨を連絡するのが礼儀です。また、出席できない代わりに、代理をたてる、弔電を打つ・弔問する・香典や供え物を送るといった代替手段をとることもできる限りしておくと、マナー的にも完璧な対応になります。どのような事情であれ、ご遺族の悲しみに寄り添い、ご遺族への配慮を忘れずに、ご迷惑をかけないよう配慮することが大切です。
また、葬儀の参列を断る際に、ネットで弔電を送るコツについて知りたい方は、こちらの記事「葬儀に参列できない!ネットで弔電を送る方法と例文を紹介」をご覧ください。
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