【直葬・火葬式】お葬式を やらなくて良いと考えている方へ

お爺さんや 親が『自分が亡くなったら直葬でいいから』と言っていたけど・・・たしかに 最近は 直葬を 選ぶ人が増えています。直葬・火葬式を選ぶ最大のメリットは 何でしょうか?

それは・・・

費用の安さです

でも 一体どんな葬儀なんでしょうか?SNSなどで、お葬式をやらない直葬は違法になるとか、地域によっては禁止されている所もあるとか、お坊さんを呼べないとか、いろいろ云われていますが・・・

それらは 全部 嘘!です

本日は 直葬のウソとホント。そして知らなかった…では済まされない!手続きを間違えると、受け取れないお金が発生し、せっかく火葬にして安くしたのに最終的には損してしまった!ということにならないよう 最後の方で 詳しく案内しますので、損をしないために、絶対に見逃さないでください!

皆さんは【直葬・火葬式】という言葉を耳にしたことあると思います。直葬も 火葬式も 言い方は違いますが、同じ内容だと思ってください。この直葬・火葬式 聞いたことあるけど・・・じゃ 。。実際はどうなのか?というとよく分からない方も多いと思います。SNSなどで云われている むしろ断言している 誤り・ウソも結構あります。例えば

  • 直葬は 違法で 禁止されることがある!
  • 直葬では お坊さんを呼べない !
  • 直葬にすると 無料になりお金が かからない!
  • 直葬だと 周りの人に 冷たい家族だ・故人を弔う気持ちがないのか?と思われる
  • 親族から供養にならないと怒られたり 批判される!
  • 戒名がもらえない !
  • お別れの時間がなく 後悔する!等

SNSで書いてあったり、また、全員ではありませんが宗教者の中には 断言している方もいらっしゃいます。しかし、これら案内したものは全部 嘘です。誤りです。

目次

直葬・火葬式とは?

直葬・火葬式とは、通夜や告別式などの儀式を行わないで火葬だけを行う葬儀形式です。火葬日に、ご遺族の方は直接、火葬場に集合時間までに行っていただき、火葬して収骨します。式場を借りなくて済みますし、お花の祭壇を飾ったりしなくて済みます。お葬式をすると、

式場を借りるだけで使用料の平均相場は10万~30万円、高級な会場では50万円以上します。また花祭壇を飾ると10万〜数百万円とかかります。

鎌倉新書が実施した「第6回お葬式に関する全国調査」(2024年)によると、葬儀費用の平均総額は約119万円でした。 ​葬儀の形式や地域、参列者数などによって費用は変動するため、詳細は地域の慣習や葬儀社に確認してください。そして、直葬・火葬式にすると、これらの費用がかからなくなるので、安く済ませることができるのが最大の魅力です。

直葬・火葬の ウソ・ホント

①直葬は違法・禁止されることがある  

これは全くの ウソです。直葬は、法律的に問題ありません。

🔹 法律上のルール

日本では、お葬式(通夜・告別式)を行うことは義務ではありません。法律上の規定も全くありません。したがって、直葬を選んでも法律違反にはなりません。自治体によっては 最低限の葬儀 お通夜・告別式を行うことを推奨している所もありますが、直葬自体が禁止されているわけではありません。葬儀社が行う火葬許可証などの手続きを適切に行えば、直葬で全く問題ありません。

② 直葬ではお坊さんを呼べない?

これもウソです。実際は、お坊さんを呼ぶことは可能です。よく見かけますが火葬場で 火葬前に 炉前で読経を依頼することはできます。5分から10分くらいです。また、火葬後に自宅やお寺で法要を行うことも可能です。依頼する際は、もちろん費用がかかります。 金額がわからない場合は 葬儀社スタッフに確認してみてください。失礼にならない・地域慣習にあった金額を案内してくれます。

③ 直葬は全くお金がかからない

これも誤りです。実際は、火葬する費用や安置料 遺体の搬送費など最低限の費用がかかります。
「無料」ではありません。

④ 直葬を選ぶと親族に怒られる・批判される

これは一部該当する部分があります。何故なら感情論的にみれば、批判したりする親族がいるかもしれないからです。直葬に対する抵抗感を持つ人はいますが、決して法律的には問題ないのですが、そうは言わずに、

「費用の問題」「故人の希望だった」など理由を丁寧に説明しましょう。問題が大きくなるようなら、遠慮なく葬儀社スタッフから柔らかく言ってもらうよう相談してみてください。そのために我々 葬儀社がいるのですから・・・親族間のトラブルもお任せください。

また、直葬にすると供養ができない!は  

ウソです!実際は、直葬後でも供養は可能です。お墓に納骨したり、後日、法要を行ったりすることはできます。また、散骨や手元供養などの方法を選ぶことも可能です。もし親族などから 『直葬は供養にならん!』と言われたら、次のように伝えてみてください。理解を得やすくなります。

👉 「故人が生前に『直葬・簡単に送ってほしい』と言っていたので、直葬にしました。でも、心を込めてお見送りしました、後日お墓参りや法要も考えています。」と故人の意向を尊重したことを伝えてみてください。

また、「お葬式をしなくても、故人を偲び、手を合わせることが供養だと思っています。これからも大切に思い続けることが一番の供養だと考えています」と、葬儀の形だけが供養ではないことを やんわりと伝えてみましょう。

⑤ 直葬を選ぶと戒名がもらえない。

これもウソです。実際は、直葬でも戒名をもらうことは可能です

 菩提寺や僧侶に依頼すれば、直葬でも戒名をつけてもらえます。ただし、戒名をいただく際にはお布施が必要になります。

ここで注意ポイントです

菩提寺のある方、お寺とお付き合いのある方は、そもそも直葬で可能か?最初にお寺や住職に確認してください。何故なら、納骨する場合、「お寺での葬儀をしないと納骨を認めない」 というケースもよくあります。事前に相談すれば柔軟に対応してもらえるケースも見ます。事前相談、確認が重要です。相談しにくい気持ちも分かります。葬儀社に相談してみてください。地元に精通している葬儀社なら良い言い方、アドバイスを伝えてくれます。

⑥ 直葬だと故人と過ごす お別れの時間がない。 

これは 一部ウソです。実際は、火葬場の火葬炉前で5分くらい最後のお顔を見たり、手を合わせたり、花を入れたりする時間を設けられることが一般的で、お別れが可能な場合が多いです。しかし、ほとんどないと思いますが、火葬場によって禁止されている場合がありますので、葬儀社に確認してください。

1番の注意ポイントとして

葬儀社次第になりますが、直葬・火葬式のお客様は面会が出来ないという会社も意外に多くあります。直葬・火葬式を希望される場合は面会できるか?できる葬儀社を選ぶことがオススメです。

知らなかった…では済まされない! 受け取れるお金を逃さないための必須チェック!

①葬祭費とは国民健康保険(国保)加入者が亡くなった際、葬儀を行った人・喪主などに 支給される給付金のことです。

ここで注意ポイントです!

この葬祭費、直葬・火葬式の場合、支払われない自治体があります。事前に葬儀社や自治体に 確認してください。

例えば 荒川区などです 

変更あるかもしれませんので、その都度確認してください。支払い可能な場合、金額は自治体によって異なり3万円~7万円が一般的。支給対象として故人が国民健康保険の加入者だった場合、申請者は葬儀を行った人(喪主)様が 市区町村の役所(国民健康保険窓口)に申請します。

もし、故人が会社員で社会保険加入の場合は、社会保険(協会けんぽ・健康保険組合)で「埋葬料」または「埋葬費」という名前になり、社会保険では直葬・火葬式でも支給されます。支給額は 自治体ごとに異なり、例えば東京都23区は7万円、地方は3万円などです。

申請先は、故人が加入していた会社の健康保険の窓口(協会けんぽ・健康保険組合)

どちらも、申請期限は死亡した日の翌日から2年以内なので 葬儀終わったらすぐに行いましょう

まとめ

お葬式をしない直葬・火葬式だと供養にならない?  そんなことはありません。大切なのは、故人を思い続けること。直葬を選んだからといって、供養をしないわけじゃないんです。

墓参りをすること。

  ふとした時に故人を偲び、感謝の気持ちを伝えること――

  • 最期のお別れで手を合わせること
  • お墓参りをすること
  • ふとした時に故人を偲び、感謝の気持ちを伝えること
  • そのすべてが、かけがえのない供養になります
  • 形にとらわれるのではなく、心を込めて送り、思い続けることが一番の供養。

  そのすべてが、かけがえのない供養になります。形にとらわれるのではなく、心を込めて送り、思い続けることが一番の供養。あなたにとって、そして故人にとって、最善の供養を選びましょう。もし、後悔しないお見送りの形を知りたいなら、ぜひチャンネル登録を!

 一緒に考えていきましょう。

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