実は…みんな やってるお葬式NGマナー、一瞬で“非常識な人”に

「お葬式で…“絶対にやってはいけないこと”。これは、皆さんが想像しているより…はるかに多いんです。そして恐ろしいのは、ほとんどの人が、悪気はゼロ。だから NGマナーだと気づかないで やってしまっている。

 でも その、たった一つの行動・言動が…遺族の心を深く 刺してしまうことがあります。『なんで こんな時に…?』 『あの言葉、一生忘れられない…』

そうやって、悲しみの記憶が“苦しみの記憶”に書き換わってしまう。これは、実際に何度も見てきました。

 そして、もう一つ大きな問題があります。お葬式でのNGマナーは あなたの“人としての評価”を 一瞬で決めてしまうんです。

 『非常識な人だな…』

  『もう付き合いたくないな‥』

  それが、その後の人間関係や地域での暮らしにまで、影響してしまった例も、これ 本当によくあります。でも、この記事を見てくださっている あなたは大丈夫です。

これから、実際にあった“NGマナー”と“その理由”。そして、どうすれば避けられるのかを、すべてお話しします。知らなければ、誰でも“加害者”になり得る。でも 知っていれば、必ず守れる。

 大切な人の心も、あなた自身の信用も・・・まずは やってしまう人が一番多い、“無意識のNG行動”から お話ししましょう。

まりな:はい!これ…絶対“人としての価値” 上げますね!私、ちゃんと“できる人”になりたいです。

目次

うっかり やりがちな ご葬儀NGマナー

まりな:皆さん、こんにちは!多摩中央葬祭 19歳 新人、まりなです。「社長、ひとつ疑問なんですが…。お葬式中の行動って、そんなに“見られてる”んですか?」

社長:「“見られている”というより、その人がどういう人かが 伝わってしまうんです。ちょっとした一言や態度に、全部出てしまうんですよ。」

まりな:「じゃあ…うっかりやりがちなNG行動って、どんなものが一番多いですか?」

社長:「まずは 大声での会話や笑い声。これが 圧倒的に多いですね。ロビーで『うわ〜久しぶり!元気だった?』『あのとき ◯◯は こうだったよな〜!』って、同窓会みたいになってしまうことがあります。」

まりな:「いますね…完全に“集まり”みたいになっちゃう人…。」

社長: 「以前、お母様を亡くされた喪主のご子息が、祭壇の前で静かに手を合わせていたんですが、すぐ後ろのスペースから ご親戚の何度も笑い声が聞こえてきたんです。式後にその喪主の方が『あの笑い声が頭から離れなくて…お別れが きちんと できなかったんです』とおっしゃっていました。」

まりな:「うわ…それ、聞いただけで胸が締めつけられます…。笑っていた人たちは 絶対そこまで想像してないですよね…。」

社長:「そう。“場を明るくしよう”とか “逆に 気をつかっているつもり”でも、葬儀の場では はっきりNGマナーなんです。思い出話は 大切ですが、声の大きさと 内容と 場所。ここを間違えると、誰かの大切な時間を壊してしまうことになります。」

まりな: 「『自分も知らないうちにやってたかも…』って、今ゾッとした方、きっと多いですよね…。私も、ほんとに気をつけます。」

これ 本当に やっている人 多い ご葬儀NGマナー

まりな:「社長、次に多いNG行動って…やっぱりスマホですか?」

社長:「はい そうです。スマホは、静まり返った式場では“爆音と同じ”なんです。たとえバイブでも、読経中だと 驚くほど響きます。」

まりな:「バイブでも…そんなに?」

社長:「はい。以前、読経の最中に “ブーッ ブーッ…” と震えただけで、ご遺族の肩が ピクッと跳ねた ことがありました。

「さらに…これは本当に珍しいケースですが、お葬式のお経をあげているときに、スマホが鳴ってしまい、ご住職が読経を止めて、

『スマホの電源を切ってください』と参列者に注意されたことも ありました。」

まりな: 「えっ…!お経が止まっちゃうほど…?」

社長:「そうなんです。葬儀の空気って、ものすごく張りつめていて、小さな音ひとつが 空気を裂くんですよ。」

まりな: 「でも…無意識で触っちゃう人、多いですよね。通知が来ると反射的に見ちゃうというか…。」

社長:「そう。だから大事なのは、マナーモードではなく“電源OFF”。ポケットの中で光っただけでも、遺族は『何かあったのかな?』と気になってしまいます。」

まりな: 「『自分は大丈夫』って思ってる人ほど…やっちゃうパターンですね…。私も…気をつけます。」

いちばん 人を深く傷つける ご葬儀NGマナー

まりな:「社長…私、これずっと気になっていたんですが…。お葬式の場で “どうして亡くなったの?”って聞くの、あれって…そんなにダメなんですか?」

社長: 「絶対 ダメですね。お葬式のNG行動の中で、いちばん人を深く傷つけるのが、この“詮索”です」

まりな: 「そんなに…?」

社長: 「はい。聞いている側は“悪気ゼロ”。むしろ『心配してるよ』くらいの つもりなんです。でも、遺族の側からすると――その一言だけで、胸をえぐられることがあります。」

 「以前、ご主人を亡くされた奥様に 親戚の方が、何気なくこう聞いたんです。『で、結局なにが原因だったの?』と、奥様は涙をこらえて “病気で…”とだけ 答えましたが、その夜、私のところに 電話がありました。」

まりな:「電話…?」

社長:「奥様は泣きながら、こうおっしゃったんです。『どうしてあんなこと聞くんでしょうね…。“人の不幸は蜜の味”って思ってるのかな…って一瞬、感じてしまいました。ただの やじうましか とれません・・』

  『本当はそっとしておいてほしいのに、“喪主なんだから しっかりしなさい”って、叱咤激励までされて…。心で 大きなお世話だなって思いながら、実際は 頭を下げて 気をつかっていました…』と おっしゃていました。

特に 高齢の方の叱咤激励は よく見かけます。「悲しみの中にいる人って、本当はただ “その悲しみを わかってもらいたい” “そっと共有してほしい” それだけなんです。詮索されたくないいんです。

まりな:「……聞いているだけで、胸が苦しくなりますね…。問いつめているつもりはなくても、“なんで? どうてしてって?相手の心の傷口を押しているんですね。」

社長:「そうなんです。亡くなった“理由”より、いまここで 大切な人を失ったという事実のほうが、どれだけ重いか…

 だから、 『どうして亡くなったの?』 『しっかりしなさい!』 こういった言葉”は、すべてNGワードだと思ってください。

 “喪主さまは 笑顔で返さなきゃ”って気を張り続けて…家に帰ったらどっと疲れが出ました』と涙されていました。

まりな: 「励ましてるつもりが、相手の負担に なっちゃってたんですね…。」「今日のお話を聞いて…『知らなかった』じゃすまない質問だって 本当に分かりました。私も、もう絶対に聞きません。」

社長:「思いやりは、聞かないところから始まる。葬儀の場では、特にそれが大事なんです。」遺族の心も体も“もう限界”のことが多いからなんです。

 まりな;「たしかに…喪主さんって ずっと緊張の中にいますもんね。」

社長:「そう。正解はシンプルです。短く伝える

    『このたびは お悔やみ申し上げます』

    『大変でしたね』

 ●その場を長く占領しない

  ●無理に励まさない」

まりな:「長く話すより、短い言葉の方がずっと温かい…そういうことなんですね。」

社長:「そうです。“優しさのつもり”が 相手を 追い込むことがある。葬儀では特にね。」

気を使っているつもりなら 直ぐにやめてください 遅れ気味で行く または遅刻

まりな: 「社長…お葬式で“遅刻”って、そんなに問題になりますか?読経中に 入っちゃう人も時々見ますけど…。」

社長:「問題になりますね。葬儀の時間は“儀式”そのもの。途中で入るという行為は、その儀式を中断してしまう場合があるんです。」

まりな:「中断…ですか?」

社長:「以前、読経が始まっている時に、慌てて入室しようとした参列者がいてね。ドアを開けた瞬間、 『バタンッ』って音が響いたんです。その瞬間、ご遺族と参列者が 一斉にそちらを見て…

まりな:「うわ… 一瞬で空気が変わっちゃいますね…。」

社長:「そうなんです。さらに、過去にはこんなこともありました。読経中に走って入ってきた方がいて、式場の段差に つまずいて転倒。その“ドンッ”という音で、式が一瞬止まってしまったんです。」

まりな:「そんなことが…!本人も恥ずかしいし、ご遺族にも申し訳ない…。」

社長:「だから 原則はこれです。

 ●遅刻したら 葬儀社スタッフの案内 指示に、従ってください。

たとえば 焼香のタイミングがくるまで 廊下で待つなど、これだけで、誰の時間も壊さずに済みます。」

まりな: 「“すぐに 入らない勇気”も、マナーなんですね…!」

まりなが思う 最強の 葬儀NGマナー

まりな:「社長…これ、私が 一番“えっ!?”と思ったNG行動なんですけど…お葬式で写真とか動画を撮る人って、結構 いますね・・・

社長:「います。しかも“悪気ゼロ”で撮ってしまう人が、思った以上に多いんです。」

まりな:「ええっ…!なんでそんなことを…?」

社長:「たとえば、“記念に残したい” “親戚に見せたい” “きれいな花祭壇・式場だから撮りたい” 本人の中ではそんな感覚なんでしょう。

でも、葬儀の場は、誰かの“一生に一度の最後のお別れ”。そこには、写されることを望まない“深い悲しみ”が存在しています。写真って、良い場面なら“思い出”になります。

でも、葬儀では、“悲しみを勝手に持ち去られる行為” になってしまうことがあるんです。「もっと言うと、なかにはご遺体のお顔を撮る人までいます。」

まりな:「えっ……!? それって…本当に?」

社長:「本当にいます。ご遺族は 『やめてください!』と言いたくても、 “言える状態じゃない”んです。だから私たちスタッフが 必ず止めます。

 「葬儀の場は、“プライバシーの極み”です。その人の人生の終わりと、残された家族の涙が集まる場所。写真は“記録”ではなく“侵入”になってしまう。だから撮影は“全面NG”と思ってください。

まりな:「今日のお話でよく分かりました…。 “記念に”…とか “きれいだから”…とか そんな理由は、悲しみに向き合っている人の気持ちとは、まったく違う方向にあるんですね。」

社長:「そうなんです。写真を撮らないという選択は、遺族の心を守る“最大のやさしさ”。葬儀の場では、それが何より大切です。」

まりな:「こうして聞くと、一つ一つの行動って “どれも大切な誰かの心”に直結してるんですね…。」

社長:「そう。 マナーは“ルール”じゃない。人の痛みを守るための思いやりなんです。今日の内容を知っていれば、あなたは もう“人の心に寄り添える人”になれます。」

まりな:「はい…!私も、ここから しっかり身につけます。」

社長:「それで十分です。あなたの“気づこうとする姿勢”が 人を救うんですから。」

SNSへのシェアはこちらから
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
0120136841 0120136841