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お急ぎの方
遺影用の写真を提出する際に悩むこと
故人様がお亡くなりになると、ご遺族は葬儀の手配や諸手続きに奔走されるかと思います。
そのような多忙な葬儀の準備で意外と時間がかかってしまうのは遺影写真を決めることです。
・写真やアルバムをどこにしまったかわからず探すのに時間がかかる
・写真を撮ることを好まない人だったので写真自体少ない
・施設にいたので施設の方に確認してみないとわからない
・写真自体が少しぼやけてしまっている
・遺影写真としてふさわしいと思う写真がない
・運転免許証や証明写真しか残っていない
ご提出いただく遺影写真の例
しっかりとした写真ではないといけないのではないかと思われますが、
これまで作成させていただいた遺影写真の例をご紹介いたします。
| 結婚式などでの家族写真 | とてもにこやかな表情で礼装を召されている |
|---|---|
| 趣味の登山で山の頂上での写真 | 充実した清々しい表情をされている |
| 日常生活の一コマの写真 |
今にも話しかけてきそうで、こちらも話しかけたくなる気持ちになる |
| お庭や公園で好きな花と写っている写真 | 見ている側も穏やかな気持ちになってくる |
| 若くて元気だった頃の写真 | 一番記憶に残っている頃の写真なので思いで深く感じる |
| 仕事着を着ている写真 | イキイキとしている様子が伝わってくる |
| いつもの帽子をかぶっている写真 | 元気に外出を楽しんでいる雰囲気が伝わってくる |
提出いただいた遺影写真はプロの手によって加工されます
ちょっとしたスナップ写真や証明写真から遺影写真用への加工工程についてご紹介します。
- まずは背景や不要となるものが除外され、お顔と上半身のみとなります
背景を活かす場合はそのままにして不要となるものを除去 - 修正が必要な箇所を調整
- 調整箇所を確認後、背景色を決定
写真の加工の例
| 加工前 | 加工後 |
| 写真に写っている余計な物の除去 | スナップ写真から遺影写真らしい品がうまれる |
| 影になっている箇所や色の調整 | 影を取り除きキレイな写真に見栄えがよくなる |
| 髪の毛のはねや髪のボリューム感を整えることができる | 髪の毛を整えることで印象がぐっとすっきりと良くなってきます |
| 服のきせかえや襟元の修正 |
ご希望により服のきせかえが可能 |
| 肌のテカリや眉間のしわを調整 |
バランスの取れた落ち着いた表情になってくる |
背景色の決定
写真の加工が終了してから、背景色を決定します。
多くお選びいただく背景色は、淡い色のグラデーションや雲状のデザインとなります。
背景のデザインを『お花』や『空』をモチーフにしたものもオリジナルな素敵な仕上がりとなります。
| 女性に多く選ばれる背景色 薄いピンクや薄いパープルのグラデーション | 男性に多く選ばれる背景色 薄い青色や水色のグラデーション |
 |  |
最後に遺影写真用の額に入れる
最後に額に入れます。額は黒以外にも数色ございます。
それぞれ遺影写真を入れた際の印象が異なってきます。
【黒い額】
格式があり、しっかりとしたスーツを召されたお写真ではしっくりときます。
【グレーの額】
黒い額より柔らかく落ち着いた雰囲気となります。
男性の遺影写真で多く選ばれます。
【白い額】
全体がすっきりとした印象となり、男性女性からも選ばれています。
葬儀後はお仏壇以外のいろいろな場所にも自然に置くことができます。
【薄ピンクの額】
故人様のイメージカラーがピンクの方にお勧めです。
印象が明るくなり表情もより明るく感じられます。
【パープルの額】
背景色と合わせて上品な雰囲気に仕上がります。
女性の遺影写真に多くお選びいただいております。
以前は着物やスーツなどに服装を入れ替えることが遺影写真らしいとされていましたが、
普段着のままのお写真で多くご注文をいただいております。
『遺影写真はこうでなくてはいけない』と思われることはございません。
葬儀が終わってから時間をかけて何か思い出になるものを作ろうとされても
葬儀後の手続きや片付けなどでタイミングを逃してしまいます。
遺影写真としてご提出の際はいろいろと迷われるかもしれませんが
ご遠慮なくご相談くださいませ。
森の風ホールスタッフが心を込めて作成させていただきます。
