【喪主 やること お葬式】喪主のやること3選・お葬式編 急に喪主をつとめる立場になった、、 「責任重大で気が重い……」
「そもそも喪主のやることは、何をすればよいのか分からない」
「喪主の挨拶ではなにを話せばいいの?」 という方、多くいらっしゃると思います。
葬儀に参列する機会はあっても、自分が喪主をするという経験は、 みなさん、そう多くは無いはずです。
喪主のやること全体をお話しすると、かなり長くなってしまうので、
今回は、お通夜や告別式、お葬式でやること3選・・・ ご遺族や参列者の前で、失敗したら一生恥ずかしい、お葬式中に焦点を絞った、 【喪主のやること3選】をご紹介してまいります。 葬儀を無事に終わらせたいっ!と思っていらっしゃる方、
お葬式当日の、葬儀場ホールでの喪主のやることが、完全網羅されています。 是非参考にしていただき、悔いのないご葬儀が行えれば幸いと思っております。
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喪主のやること1つ目:供花と弔電の確認!〔供花編〕
喪主様が葬儀場ホールにお葬式開式前の1時間半から2時間前に到着したら、 最初にやることです。葬儀場ホールに弔電と供花が届けられています。 供花ですが、葬儀社スタッフより確認されます。
供花のふだ名の記載方法、漢字に誤りがないか?
また、供花の置いてある位置が正しいか?
供花は故人と関係が深かった人のものから順に配置するので、正しいか?しっかりと確認しましょう。 これらの確認作業は喪主が代表して行わなくてはいけないので、 供花を送って下さった方に失礼がないよう、
- ふだ名の記載方法、
- 漢字
- 配置順
を確認してください。配置順が分からなければ、葬儀社スタッフに聞いてみてくだい。 すぐに教えてもらえますので心配しなくても大丈夫です。
喪主のやること1つ目:供花と弔電の確認!〔弔電編〕
次に、弔電は葬儀社スタッフや司会が、葬儀で読み上げるため、喪主は弔電を読む順番を決めます。 また、弔電の差出人のお名前を誤って読まないように、葬儀社スタッフより、名前の読み方を確認されます。 例えば、裕樹様はユウキ様とも読みますし、ヒロキ様とも読みます。間違ったら大変失礼になります。 また、複数の弔電が届いている場合は、時間の都合上、3〜5通くらいまでの、読み上げる弔電を、 喪主様に選んでいただきます。
💡大人の喪主さまポイント💡
弔電や供花を届けて下さった方の名前・差出人を確認し、
葬儀後にお礼状を送ることを忘れずに行っております。
オススメなお気遣いですね。
喪主のやること2つ目:会葬者や僧侶へのご挨拶対応 〔会葬者編〕
お越しになった会葬者・参列者に、ご挨拶をします。
一般的に、どんな挨拶の会話をしているのでしょうか?
一番多いのは、会葬者の方から、
『ご愁傷様です』と言葉をかけられることが多いです。
その時になんと返事したらいいか?ご存知でしょうか?
『ありがとうございます』と返事している方、いらっしゃいませんか?
『ありがとうございます』は絶対NGです。使っちゃダメです。
ではなんと言ったらいいのでしょうか。。。知らなかった方、ぜひ覚えてください!
『恐れ入ります』とか、『痛み入ります』と返答しましょう。
『恐れ入ります』と、ひと言伝えた後に、時間があれば、今の心境や家族の状況などを 伝えると、丁寧なお礼の伝え方となります。
『ありがとうございます』という言葉のみを使うと、不謹慎、縁起が悪いと感じる方もいらっしゃるので、 もし、使ってしまった場合は、『ご丁寧に、ありがとうございます』とか 『お気遣いくださり、ありがとうございます』と、
気遣ってくれている気持ちに対しての、感謝であることが、しっかり伝わるように話す配慮が必要になります。
💡大人の喪主さまポイント💡
これは葬儀社スタッフも恐らく教えてくれないと思います。
大切なことです。
お通夜やご葬儀で会葬者・弔問客を迎えたら、
誰に対しても同じ対応・態度でご挨拶していただくようにしてください。
周りの会葬者の方は、意外にもよく見ています。
私には手短の対応で、Aさんには長く丁寧に挨拶していたな、
と、思われてしまうことがあります。
大事な心得を少しだけ、お話しします。
例えば、上司がきたら、失礼があってはならないと、喪主やご遺族皆で、
ついつい丁重な対応をしがちです。
喪主自身は弔問者の方の立場によらず、
どなたに対しても同じ対応、態度をすることが、
全てのご会葬してくださった方々へ、
細やかな配慮ができる大人の喪主の対応となることを心得ておいてください。
喪主のやること2つ目:会葬者や僧侶へのご挨拶対応 〔僧侶編〕
僧侶が、お通夜や告別式が行われる斎場・葬儀場ホールに到着したら、 遺族の代表者として、僧侶の近くまで行き、ご挨拶をします。長々と挨拶をする必要はなく、「本日はよろしくお願いいたします」と簡潔に述べましょう。 そして、僧侶が控室に入り、少し落ちいた頃、葬儀社スタッフより、僧侶へ、 ご挨拶をするように、僧侶控室まで、案内があります。控室に入ったら、このようにご挨拶をしましょう。
『お忙しいところ、お越しいただきまして、ありがとうございます。 予定通りに始めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。』
また、このタイミングでお布施を僧侶に渡してください。 もし、葬儀前にお布施を渡す時間がなかった場合は、葬儀が終わった後でも問題ありません。 葬儀後にお布施を渡す場合は、「本日はありがとうございました」と挨拶をしながら、お布施を手渡してください。
その際、『本日は心のこもったお勤めをいただきまして、誠にありがとうございました。
お陰さまで無事に葬儀を執り行うことできました。
(お布施を出して)これは、わずかではございますが、どうぞお納めください。どうか、今後ともよろしくお願いいたします。』とお伝えしましょう。
別動画で、【お布施 相場 いくら】で、お布施の相場、渡し方、渡す時のトークなど詳しく案内しています。下の説明欄にURL記載があります。是非、参考にしてみてください。
💡大人の喪主様ポイント💡
お式が終了し、僧侶がお帰りになる際、最後のお見送りの際に
『ありがとうございました』と僧侶の近くまで行き、挨拶をしましょう。
喪主様も葬儀終盤、お疲れが出る頃ですが、
参列者に渡す返礼品を、お帰りになる僧侶にもお渡しする、
細やかなお気遣いされる喪主様が、結構いらっしゃいます。
喪主のやることの3つ目:喪主のあいさつ
喪主の挨拶です。これが、喪主としての1番、重要な役目・やることです。お通夜やご葬儀が終わった後や、通夜振る舞い、精進落としの前後では、喪主が遺族の代表として参列者の前で、挨拶を行います。故人の代わりに、お通夜や葬儀に参列してくれた人への感謝を込めた挨拶を行いましす。挨拶は、緊張して内容を忘れてしまうこともあるため、内容を書いた紙やメモを見ながらでも全く問題ありません。大事なことは、あまり長くなりすぎないよう、3分以内を目安にして手短に話すのがおすすめです。
別動画 【大人の喪主の挨拶】https://youtu.be/aT_eBLWF7kw
【喪主の挨拶 例文集】https://youtu.be/tcC6MPdzLWc
【喪主の挨拶 例文集②】https://youtu.be/8jNswVkmKcM
で詳しくご紹介しております。是非そちらの動画をご覧いただければ、より深く理解ができ、一段上の、大人の喪主の挨拶が出来るようになりますので、ご参考にしてみてください。
とはいえ、喪主挨拶例文の簡単なものを、ご紹介しましょう。
お通夜での挨拶は、読経や焼香がすべて終わったあとで
参列者へお礼を述べるものとなります。
『本日は、お忙しいところをご丁寧なお悔やみをいただきまして、
誠にありがとうございました。故人の生前は、格別のご厚情を賜りまして、
大変感謝いたしておりました。厚く御礼申し上げます。
なお明日の葬儀は、○時からでございます。なにとぞよろしくお願い申し上げます。』
【大人の喪主の挨拶】https://youtu.be/aT_eBLWF7kw
💡大人の喪主のポイント💡
知っていないと、これまた恥ずかしい思いをしますのでご案内します。
通夜振る舞いなどの会食がある場合、
喪主は末席に座るのがマナーです。
これらの会食は僧侶や参列者への謝意を示すもので、
喪主はもてなす側となります。
喪主や遺族は、末席に座るようにしてください。
場所が分かりにくい場合は葬儀社スタッフに聞いてみてください。
『皆さま、本日はお忙しいところ●●の通夜にご参列くださり、
本当にありがとうございました。
ささやかではございますが、食事の用意をさせていただきました。
ごゆっくりとお召し上がりいただきながら、
故人との思い出話などお聞かせ願えればと存じます。
本日は誠にありがとうございました。』
『皆さま、本日はお忙しいところ●●の 通夜にご参列くださり、
心より御礼を申し上げます。
夜も更けてまいりました。名残り惜しくはございますが、
勝手ながら本日はこの辺で終了させていただきたいと存じます。
お帰りの際は、どうぞお足もとにお気をつけください。
本日は、誠にありがとうございました。』
【喪主の挨拶 例文集】https://youtu.be/tcC6MPdzLW
『本日は、ご多用にもかかわらず、ご会葬・ご焼香を賜り、故人も感謝していることと存じます。なお、残された私どもにも、今後とも変わりなく、ご指導ご厚誼を賜りますようお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。』
【喪主の挨拶 例文集②】https://youtu.be/8jNswVkmKcM
ご葬儀の、実際の進行や準備は葬儀社が行ってくれます。
分からないことがあれば、葬儀社にドンドン質問や
ご相談してみてください。
お葬式当日、「喪主がやること」「葬儀社がやってくれること」を
知ることで、お葬式中も、気負わずに余裕を持って
喪主を務めることができるようになります。
一人で抱え込まず、葬儀社の助けを借りながら、
悔いなく、納得のご葬儀ができれば幸いと思います。