喪服が急に必要になった時レンタルできる!?最短日数や価格も紹介

喪服は買ったはいいけれど頻繁には着ないものです。「久しぶりに葬儀に参列するから喪服を出したけど、体形が変わって着られない!」という経験がある方、いませんか?

喪服はなかなかにお金のかかる買い物なので、レンタルで済ませたいと考える方もいるはずです。今回は急に喪服が必要になったときに味方になってくれる、レンタルできる喪服についてご説明します。

目次

1. 喪服をレンタルする方法

まず喪服をレンタルするにはどうしたらいいかご紹介します。選択肢は主に2つです。

貸衣装店で借りる

1つ目は実物が見られる貸衣装店で借りる方法です。見た目やサイズ感を確認でき、その場でジャストサイズの喪服を選べます。お店で着替えてそのまま葬儀場に向かうことも可能です。葬儀当日でも間に合います。

ネットのレンタルサービスを利用する

2つ目はネットのレンタルサービスを使う方法です。ネットで手続きをすると、自宅へ発送してくれます。貸衣装店で借りるより安く借りられるようです。近くに貸衣装店がない人にも助かるサービスです。

2. レンタルできる喪服の到着までの最短日数は?即日の受け取りは?

葬儀の案内は急だからこそ、注文してからの受け取り日数が気になります。ネットで注文する場合、注文した当日に発送してくれるというのが基本です。そのため、手元に届くのは翌日以降です。

注文した時間帯次第では即日受け取りも不可能ではありませんが、期待しないほうがよいでしょう。店舗を構えている業者の場合、店舗に行けば、即日の受け取りができます。

ただし店舗によっては和服の貸し出ししかないなど品揃えにばらつきがあるので注意が必要です。

3. 喪服レンタルのメリット

では、喪服をレンタルするメリットを3つご紹介します。

メリット1:体型の変化があっても対応できる

1つ目は、体形の変化に柔軟に対応できる点です。1年前の服ですら体形の変化によって着られなくなることがあるなか、着る頻度が少ない喪服で、いざという時に着られないのでは慌ててしまいます。

1つ目は、体形の変化に柔軟に対応できる点です。1年前の服ですら体形の変化によって着られなくなることがあるなか、着る頻度が少ない喪服で、いざという時に着られないのでは慌ててしまいます。

こういった場合もレンタルにすれば、マタニティ用の喪服を着ることができるので問題ありません。

メリット2:保管・クリーニングの手間がかからない

2つ目は、保管場所の確保やお手入れの手間が入らない点です。葬儀で必要なのは喪服だけではありません。かばんやアクセサリーなども収納しておかないといけないので、クローゼットの中で、案外と場所をとるものです。

レンタルにすれば、喪服の分の収納場所を減らすことができ、クローゼットの中を効率よく使えます。また、虫食い防止の防虫剤を買う必要もなくなり、喪服をいちいちクリーニングに出す手間もはぶけます。

メリット3:量販店で買うより安い

たとえ量販店であっても、喪服は安くはないのでお金がかかります。以下にご紹介するお店は、有名な量販店のレディースの喪服(ワンピース+ジャケット2点セット)の標準的な価格です。

こちらの価格はあくまでも喪服単体の値段なので、かばんやアクセサリーなども合わせて買うと5万円以上かかることもあります。もし喪服をレンタルにするなら、5000円程度で収まる場合もあり、あまりお金をかけたくない人には安心です。

店名

価格

AOKI

21,890円~

洋服の青山

15,323円~

しまむら

9,700円~

イオン

20,000円~

4. 喪服レンタルのデメリット

続いて、喪服をレンタルするデメリットを3つご紹介します。

デメリット1:届くまでが不安

1つ目は、喪服が使用する日までに手元に届くかどうかという点です。注文後即日配達が基本ではあるものの、配達が遅れると葬儀までに届かない可能性が出てきます。トラブルを見越して余裕をもって手配するようにしましょう。

デメリット2:試着ができない

2つ目は、喪服を試着できない点です。特にネットでレンタルする場合には、サイズが合うかどうかは届いて試着してみないとわかりません。メーカーによっては、サイズが若干異なることもあります。

普段は、9号の服を着ているから大丈夫だと思ったら入らなかったということもあり得ます。ネットで借りる時には、必ず、サイズやモデルの着ている雰囲気や口コミも見ておきましょう。

デメリット3:喪主・遺族側は購入したほうが安くつく

3つ目は、場合によっては購入したほうが安くつくという点です。たまたま不幸が重なり、何度も喪服を着る場合は、回数にもよりますがレンタルの方が高くつく場合もあります。

また、ご自身が喪主や遺族となった場合には、葬儀のあとの法要でも喪服を着ます。着る回数が増える見込みがあれば、購入を検討したほうが良いでしょう。

5. 首都圏でおすすめの喪服レンタル店5選

実際に借りるなら、どこで借りると良いのでしょうか?今回は首都圏で喪服をレンタルする際におすすめのお店をご紹介します。

喪服レスキュー

喪服レスキューの一番のポイントは、無人店舗型のレンタルサービスであることです。店舗は24時間利用可能で、深夜や早朝に連絡が来ても問題なく手配してくれます。

公式サイトでレンタルプランと受け取り店舗を選択し、決まった時間に入店します。その後店舗で試着して借りることができるという業界初のスタイルとなっています。

価格は、レディース喪服のみで5,500円〜、アクセサリーなど小物類込みで8,800円〜と低価格におさえられます。レンタル期間は他社より長く、1週間に設定されています。

レンタルのやました

レンタルのやましたの特徴は、商品のラインナップが豊富なところです。和装・洋装に限らず、キッズフォーマルやマタニティタイプや授乳服タイプの喪服も取り揃えています。

注文当日の発送だけでなく、東京都内にある6拠点では、注文当日の受け取りも可能です。レンタル期間は3泊4日で、価格が5,800〜7,800円前後となっています。当日の受け取りの希望の場合は追加料金がかかります。

RENCA

RENCAは、レディースの喪服が4,800円から借りられます。パンツタイプの喪服も豊富です。マタニティ向けも豊富に品揃えがあります。1,500円の追加料金を払うだけで、小物と靴がつくオプションプランもあります。

レンタルのやました同様、配送だけでなく拠点のある北千住の店舗での受け取りも可能です。

アトリエはるか

アトリエはるかは、女性向けの喪服・浴衣などを取り扱う店舗型のレンタル店です。東京に3店舗と、神奈川・千葉・大阪にも店舗を構えており、どの店舗も駅の近くにあるアクセスの良さです。

店舗を構えているので、レンタルの際に試着が可能です。小物も含めてレンタルにすると、12,100円ほどです。小物の中には、他ではなかなか借りられない数珠と香典を入れるふくさが含まれています。

礼服喪服レンタル24

礼服喪服レンタル24は、男性向けの喪服・礼服のレンタルができるお店です。レンタルの期間が他の店舗よりも長めの、4泊5日と長めに設定されています。スーツのみであれば3,000円台からレンタルが可能です。

また、商品は、体型ごとに選択するシンプルな方法で選びやすいのが特徴です。東京・横浜・大阪の店舗では、当日の受け取りも可能です。

6. さいごに

体型の変化などに対応しやすく、安価に済ませられるのがレンタルの喪服の最大のメリットといえます。インターネットで簡単に手配できますが、葬儀当日に届くかどうかは、不測の事態も考慮してきちんと確認しておきましょう。

また、喪服を着る回数が増えると、購入したほうが安上がりになる可能性もあります。法要などで着る機会が増える、喪主・遺族側になった場合には購入も視野に入れるのがベターでしょう。

今は、喪服をレンタルできるお店が豊富にあります。自分の希望を満たすことができるお店をいくつか探しておくといざというときに便利です。

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