2025年1月より火葬枠が3枠増設され、さらに使いやすく!

葬儀の準備というと、突然のことに慌てたり、何をすればいいのかわからないという方が多いですよね。 特に府中市にお住まいの方には、ぜひ知っていただきたい重要な情報があります。 動画の最後には、失敗しないための具体的なチェックリストもご紹介します。
目 次
1.府中市の葬儀事情
2.府中の森市民聖苑から近い葬儀場
3.府中の森市民聖苑を利用するメリットとデメリット
4.葬儀の準備で失敗しないために
5.府中の森市民聖苑の利用の流れ
6.失敗しないためのチェックリスト
1.府中市の葬儀事情
まずは府中市の葬儀事情についてお話ししましょう。 府中市には、都内で唯一、市民専用の葬儀場兼火葬場である**「府中の森市民聖苑」**があります。 この施設の特徴は、
- 府中市民しか利用できない
- 葬儀場と火葬場が同じ敷地内にある
- 火葬料金は無料、式場の利用料金が非常にリーズナブルである という点です。
府中市民とは死亡時に府中市において、住民基本台帳に登録されていた人の火葬または葬儀を行う方
死亡時に市民以外であった人の火葬または葬儀を行う場合は(喪主)が、府中市民であること。ただし、死亡した人からみて配偶者または2親等以内の親族である市民に限ります。 という規則になっています。
例えば、一般的な葬儀場と火葬場が別々の場所にある場合、移動が必要で時間的にも精神的にも負担がかかります。 しかし、府中の森市民聖苑ではその心配がありません。
同様に府中市内にある、日華多磨葬祭場も同様に同じ敷地内に葬儀場と火葬場があり利用しやすいのですが、あいにく民間施設であるため火葬料金が必要になること、葬儀場も費用がかかってしまいます。
府中の森市民聖苑では、1日に対応可能な火葬枠が2025年1月より3枠増設され、1日11枠のご火葬ができるようになりました。施設内にある4つの式場を利用すると、11時30分から13時30分のゴールデンタイムでご火葬できるのは変わらず、今回、11時、14時、15時の火葬枠が追加されました。これにより、府中市内にある他の葬儀場 例えば、森の風ホール府中でご葬儀をして、火葬のみを府中の森市民聖苑で行う場合も余裕ができました。この柔軟な利用方法は、さまざまなニーズに応える仕組みとして、多くの利用者から評価されています。

2.府中の森市民聖苑から近い葬儀場
「府中の森市民聖苑」にアクセス良く葬儀を行える施設があります。それぞれの施設の特徴をご紹介します。
- 森の風ホール府中

府中の森市民聖苑まで車で8分。
- 小規模から中規模の葬儀に対応可能。
- 落ち着いた雰囲気で、家族葬や一般葬を行うのに適している。
- 駐車場完備で、参列者のアクセスにも便利です。
- 多くの方を収容できる保冷設備があり、ご安置中も予約することで面会や納棺、湯灌を行うことができます。
- 【用途】家族葬、一般葬、直葬など。
⒉玉川斎場
- 府中の森市民聖苑まで車で9分。
- 小規模な家族葬から一般葬まで幅広く対応可能。
- モダンな設備が整っており、落ち着いた雰囲気の中で葬儀を行うことができます。
- 保冷設備がありご安置中も予約することで面会や納棺、湯灌を行うことができます。
- 【用途】家族葬、一般葬、少人数の直葬。

3.日華多磨葬祭場(多磨斎場)
- 府中の森市民聖苑まで車で8分。
- 府中市民だけでなく他地域の方も利用可能。
- 火葬場と式場が一体化しているため、移動の手間がない。
- 火葬炉の数が多く、大規模な葬儀にも対応可能。
- 広い駐車場を完備しており、多くの参列者が参加する葬儀にも適しています。
- 【用途】家族葬、一般葬、大規模葬儀。
これらの施設を活用することで、参列者の人数や葬儀の形式に応じた最適なプランを選ぶことが可能です。

3.府中の森市民聖苑を利用するメリットとデメリット
府中の森市民聖苑を利用する際には、いくつかのメリットとデメリットを把握しておくことが重要です。
メリット
- 費用がリーズナブル 府中市民限定で利用できるため、火葬料は無料で式場利用料が非常に安く、家計への負担を軽減できます。
- 利便性が高い 葬儀場と火葬場が同じ敷地内にあるため、移動の負担がなく、葬儀の進行がスムーズです。
- 充実した設備 施設が清潔で快適な環境が整っており、参列者にも配慮された設計になっています。
- 市民専用の安心感 府中市民だけが利用できるため、他の地域の利用者との競争がなく、予約が取りやすい場合があります。
- 柔軟な利用方法 聖苑内の式場で葬儀を行うだけでなく、周辺の他の葬儀場で葬儀を行った後に火葬のみを利用することも可能です。これにより、より自由な形式で葬儀を計画できます。
- 安心の駐車場 地下駐車場は79台収容可能、さらに隣接の府中の森公園駐車場も利用できるため、大規模葬でも駐車場の心配は入りません
デメリット
- 利用できるのは府中市民のみ 府中市に住民基本台帳に登録されていた人でない場合とその他喪主が府中市民でない場合は利用できないため、他地域の親族や知人が利用することはできません。
- 人気が高く予約が埋まりやすい 利用料金が安いため、予約が集中することがあります。特に繁忙期には希望の日程で利用できない場合があります。
これらを理解した上で、利用計画を立てることが重要です。

4.葬儀の準備で失敗しないために
では、葬儀の準備をする際に、どのような点に注意すれば失敗を防げるのでしょうか? ここでは、主に以下の3つのポイントを解説します。
1. 事前相談を利用する
葬儀は突然のことが多いため、事前に準備をしておくことが重要です。 府中の森市民聖苑では、聖苑(せいえん)葬儀の取扱店で事前相談が可能です。 葬儀の流れや費用について詳しく説明を受けることで、不安を解消できます。 また、家族と話し合って希望する葬儀の形を決めておくことも大切です。
2. 費用の透明性を確認する
葬儀費用は思った以上に高額になることがあります。 府中の森市民聖苑を利用する場合、
- 火葬料は無料になります。
- 式場利用料 は人気の第一式場、第二式場は椅子席90席あり、1日利用が25,000円2日利用で50,000円、第4式場は椅子席50席あり、1日利用が15,000円、2日利用で30,000円、そして大型葬向けの第3式場は椅子席50席あり、1日利用が50,000円、2日利用で100,000円で非常に利用しやすい料金設定になっています。通夜の際は法要室を2時間3,000円で追加で利用することができます。
- 聖苑葬儀として予め、セットプランがあり、市と協定した聖苑葬儀取扱店で利用できます。基本料金は357,500円でその他の付帯料金も金額が決まっているので安心して利用できます。基本料金や付帯料金は以前から変わっていないので利用しやすい料金でおすすめです。
僧侶などへの謝礼、お清めなどの飲食代、会葬御礼及び香典返しは料金には含まれていませんので確認が必要です。
3. 施設の予約状況を早めに確認する
府中の森市民聖苑は人気が高く、予約が埋まりやすい施設です。 利用する際は、できるだけ早めに予約状況を確認しましょう。 特に繁忙期には、空きがないこともありますので、事前の確認が重要です。

5.府中の森市民聖苑の利用の流れ
それでは、実際に府中の森市民聖苑を利用する際の流れをご説明します。
- 葬儀社の手配 自分で葬儀社を選び、依頼をします。 まずは聖苑葬儀取扱店である多摩中央葬祭に直接連絡をしてください、府中の森市民聖苑を利用する場合、聖苑葬儀取扱店のリストがあるので確認してください。
- 予約 日程が決まったら、葬儀社が施設の予約を行います。 必要書類を提出し、手続きが完了します。
⒊葬儀当日 式場と火葬場が同じ敷地内にあるため、移動の負担がなく、スムーズに進行します。 また、市内の他の葬儀場で式を行った場合でも、火葬のみを府中の森市民聖苑で行うことが可能です。
⒋.府中の森市民聖苑の式場が空いていない場合は、周辺にある森の風ホール府中や玉川斎場、日華多磨葬祭場の施設の空き状況を確認し葬儀を行うことを検討してください、式場費用は若干高くなりますが、安置費用を考慮すると変わらなくなることがあります。いずれの施設もどちらの葬儀社でも利用が可能です。

6.失敗しないためのチェックリスト
最後に、葬儀の準備で失敗しないためのチェックリストをご紹介します。
- 🔲葬儀の形式を家族と話し合い、希望を確認する
- 🔲費用の見積もりを複数の葬儀社から取り寄せて比較する
- 🔲府中の森市民聖苑の予約状況を確認する
- 🔲必要書類を早めに準備する
- 🔲当日の流れを葬儀社と事前に打ち合わせする
これらをしっかりと行えば、葬儀の準備で慌てることなく、安心して大切な方を見送ることができます。

7.まとめ
いかがでしたか? 府中市での葬儀の準備や、府中の森市民聖苑の活用法について理解が深まったのではないでしょうか。 ぜひ、大切な方とのお別れを心温まるものにしてください。
