突然の訃報。「どうすればいいか」と焦るその気持ち、よくわかります。
お葬式や法事は、人生でそう何度も経験することではありません。だからこそ、いざというとき「正しいマナーがわからない」「恥をかかないか不安」という状況になりがちです。
この記事では、実際によくある失敗12パターンと、その正しい対処法を具体的に解説します。
服装の失敗3選
① 光沢のある黒い服を着た
黒ならOKと思いがちですが、光沢・ツヤのある素材は葬儀の場ではNGです。シルクや光る化繊素材、スパンコール入りの服は避けてください。マットで落ち着いた質感の黒を選びましょう。
② アクセサリーのマナーを誤解していた
葬儀でのアクセサリーは「なし」が正解ではありません。一連のパールネックレスはOKです(「涙の象徴」として認められています)。ゴールド・シルバー・大ぶりのピアスは外してください。
③ 靴下が黒以外だった
服装は完璧でも靴下で失敗する方が多いです。靴下は黒の無地が絶対条件。急ぎの場合はコンビニの黒靴下で問題ありません。
香典の失敗3選
④ 新札を入れた
新札は「死を予期して準備していた」という印象を与えます。必ず使い古したお札、または折り目をつけたお札を使用してください。
⑤ 香典袋の書き方を間違えた
「御霊前」は宗派を問わず四十九日前に使える万能な表書きです。名前は薄墨で書くのが正式。薄墨の筆ペンはコンビニや文具店で入手できます。
⑥ 金額が「4」「9」のつく額だった
4は「死」、9は「苦」に通じるとされています。4000円・9000円などの金額は避け、5000円・1万円など縁起の悪い数字を含まない金額にしましょう。
焼香・礼拝の失敗2選
⑦ 焼香の回数にこだわりすぎた
宗派によって回数は異なりますが、前の方の回数に合わせるのが最も無難です。わからなければ1回でOK。回数より「丁寧な所作」が大切です。
⑧ 数珠の使い方が間違っていた
数珠は左手に通して輪にし、合掌時に両手にかけます。宗派を問わない「略式数珠」を一つ持っておくと便利です。
言葉・態度の失敗2選
⑨ 忌み言葉を使った
葬儀の場で使ってはいけない言葉があります。
| 避けるべき言葉 | 理由 |
| 重ね重ね・たびたび | 不幸が重なるイメージ |
| 生きていたころ | 直接的すぎる |
| 急死・突然死 | 遺族を傷つける可能性 |
最も安全なお悔やみの言葉は「このたびはご愁傷様でございます」。短く、丁寧に伝えるだけで十分です。
⑩ 遺族に長々と話しかけた
遺族は当日、疲弊しています。気遣いのつもりが負担になることも。お悔やみの言葉は10〜15秒以内。亡くなった経緯などを質問するのもNGです。
法事・会食の失敗2選
⑪ 「乾杯」と言ってしまった
法事の会食では「乾杯」ではなく「献杯(けんぱい)」が正式です。グラスを目の高さまでにとどめ、大きな声を出さず静かに飲みましょう。
⑫ 引き物を忘れて帰った
法事の後に準備される引き物(返礼品)は必ず持ち帰ること。忘れると遺族側が気にします。荷物が多くても持ち帰るのがマナーです。
まとめ
葬儀・法事でのマナーは「完璧」を目指す必要はありません。大切なのは、故人と遺族への敬意を形で示すこと。
この記事の12のポイントを頭に入れておくだけで、「恥をかかないか」という不安が大幅に減ります。
いざそのときが来たとき、あなたが安心して参列できるよう、この記事がお役に立てれば幸いです。
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