『人間の一生は稲妻や朝露のようにはかなく、夢幻の間の楽しみである…
私たちがいよいよ死ぬときには、かねて当てにしていた妻子も財産も一つも我が身に付き添うものはない…』と、
本願寺8代蓮如上人のお手紙での一節。
又、天下を統一し関白、太政大臣にも叙せられるなど栄華を極めた、私も大好きな豊臣秀吉がこの世を去る前に残した和歌は
『露と落ち 露と消えにし我が身かな 浪速のことは 夢のまた夢』と、露のように消えたはかない我が身であったことよ。
大阪での栄華の日々は夢のようなものだった…と、悲しい歌でした。
いのちを終えると何も残らないのでしょうか…
自分がこの世を去るとき、どんな想いになるか想像もつきません。
最期は、あれを食べておけば良かった、もっと旅(海外含む)に行っておけば良かった。
家族や友人ともっとお喋りしておけば良かった、など後悔に包まれているかもしれません。
そうならない為にも
ブッダが言ったとされる、
『今、この瞬間を楽しむことに集中』し、
『穏やかに前向きに生きる』。
人生を生きると言うのは、他ならぬ、わたしの人生を生きることであり、本質は、わたしの「好き」を選ぶことである。
というお言葉をヒントにしていきたいと思います。