「いつかはそんな日が来るかもしれない」と思っていても、医者から、親や家族が危篤だと告げられたら、とてもショックを受けてパニックになってしまった、、、、という方いらっしゃいませんか?危篤を告げられ、辛い思いになり、何をどうすればいいかわからない。。。。不安ばかりが募って右往左往してしまった、という方、いらっしゃいませんか?医者から危篤を告げられたら、誰しもが、慌てて、気が動転するものですが、しかし、ショックを受けたままでは何も出来ません。
目 次
- 1.心の準備
- 2.泊まり込みの準備
- 3.近い人への連絡
- 4.大切な方のそばで寄り添う
医者から、危篤を告げられた際に、落ち着いて対処出来るように、どう対応したら良いか?について本日はご紹介しますそして、残酷ですが、家族のもとに危篤の連絡が入るということは、もうこれが最期の別れになるかもしれない・・ということなんです。非常に辛く悲しいことではありますが、大事なことは、
「最期を看取る覚悟をする」ということです。
1.心の準備
家族の危険篤宣告は、非常にショッキングな出来事です。 普段は冷静な人でさえ、パニックになります。深呼吸をする代わりに、長めに息を吐くを試してみよう。 吐く息の方が長めであると、自然と新しい息を吸うサイクルが生まれ、気持ちを落ちやすくなります。
2. 泊まり込みの準備
危篤の状態がどれくらい続くかは予測できません。場合によっては数日間も一日飲む必要があるかもしれません。必要なものを豊富に用意しておくことが重要です。充電器、常備薬など、食事に必要なものは早めに準備しておきましょう。また、家に戻る必要がある場合は、家族や友人と連携して必要なものを手配することも考えましょう。
3. 近い人への連絡
最後に会ってもらいたい人がいれば、とりあえず連絡を取りましょう。 、三親等までの親戚や、配偶者、親、子、兄弟姉妹、祖父母、孫、おじ・おば、甥・姪に連絡することが一般的です。予め、感情的な状況でもスムーズに対処できます。連絡時に以下の情報を伝えよう心がけましょう。
危篤の電話をする際、気が動転している場合も多いため、病院・病室などの必要な事項は事前にメモするなどしておくと安心でしょう。
下記 4点をメモしてから連絡をするようにしましょう。
- 自分の名前と関係
- 危篤の名前(フルネーム)
- 入院している病院の情報(病棟、病室、電話番号、住所)
- 状態の説明
危篤宣告は非常に難しい状況であり、感情的にも精神的にも負担がかかります。しかし、冷静に、準備をして慎重に、最愛の人へのサポートを提供できるでしょう。心の準備を整え、大切な人へのサポートを最優先に考えましょう。
ここで忘れがちですが、大切なことを1つお伝えします。家族が病院で治療を受けている場合、病院のルールに従うことが大切です。
ICU(集中治療室)で治療を受けている患者を面会できるのは家族だけ、と規則を設けている病院もあります。患者が危篤の場合、特別な配慮をしてくださる病院もありますが、病院に、事前に確認を忘れないようにお願いいたします。
その他、連絡する人
友人・知人
親族の次に報告するべきなのは友人や知人です。仕事や趣味をとおして交流を深めてきた仲間や、助け支え合ってきた関係にある人たちに電話しましょう。友人・知人が危篤者に会う最後のチャンスだからです。
自分の勤務先
家族の看病や付き添いで、出勤できない状態が続く可能性があるからです。ほかにも、利用できる会社の制度があれば、ふさわしいときに説明してくれるでしょう。
4.大切な方のそばで寄り添う
危篤は極めて厳しい状態ですが、家族にできることはあります。それは家族一緒に大切な方との時間を過ごすことです。家族は、大切な方のそばで寄り添う事です。たとえ、意識がない状態であっても、近くにいる家族の存在は感じるはずです。可能であれば手を握ったり頬をさすったりしてあげましょう。今の想いや感謝の気持ちを伝える危篤状態で意識はなくても、耳は聞こえているといわれています。このため、大切な方に向けて前向きな言葉や、感謝の言葉をかけましょう。たとえば、「今までありがとう」や「元気になって、また一緒に〇〇に行こうね」などと気持ちを伝えます。励ましたり応援したりするような言葉を掛けるのは避けましょう。危篤であることの意味を理解した上で、あくまでも普段通りの口調で、ポジティブな内容の声掛けを意識しましょう。
動画でもご紹介しております。深くお知りになりたい方、是非YouTubeをご覧ください。