日本の死因2022年 死亡人口を減らして人口減少に歯止めをかけよう!

日本死因で多いものが、三大疾病と言われ、三大疾病とは死因上位のがん。心疾患、脳血管疾患 とされています。

10年前はがん34万人、心疾患18万人、脳疾患12万人でした。

2022年では、がん38万人、心疾患23万人、脳疾患10万人です 老衰は17万人と3位になっているのです。

平均寿命が世界第二位の日本では死因第3位は老衰です。

死因から人口減少を考える

55歳から84歳までの死因は従来通り、がん。心疾患、脳血管疾患です。

10歳から39歳までの 死因1位は自殺です。40歳から49歳までは2位。50歳から54歳では3位。55歳から59歳では4位。60歳から64歳で5位と自殺が多いのです。非常に残念です。日本の平均年齢は48歳です。毎年少しずつ上昇しています。平均年齢に達していない方が自殺してしまうとさらに平均年齢が上がってしまいます。日本はロシア、ハンガリーに続く自殺死亡率が高い国に分類されており、逆にイタリア、イギリス、アメリカは自殺死亡率が低い国に分類されています。 自殺をしない社会にしなければいけません。

90歳以上の年間死亡者数は39万人

高齢者層で多いのが老衰です、90歳以上で1位です。その数なんと、12万人。90歳以上の年間死亡者数は39万人です。死亡者全体の4分の1、25%の方が90歳以上の方です。老衰は2018年から第3位に入っていて、医療の進歩と施設や自宅での看取りが増えたことで老衰という形で天寿を全うされる方が増え続けています。戦国時代ではない平和な社会では老衰で終われるのが理想の形ではないでしょうか。

新型コロナウイルス感染症は?

新型コロナウイルス感染症は肺炎に区分され、肺炎は死因5位の7万4002人。そのうち新型コロナウイルス感染症は4万7635人なので全死亡者の3%です。 多いといえば多いし、死亡人口が増加した要因ではなさそうです。

がん

死亡者数は着実に増えています。がんによる死亡や、治療などによる生活の質の低下を減らすには早期発見・早期治療が重要で、がん検診が大切です。国では、がんの死亡率を下げるため、決められた対象者に 決められた間隔で実施すること定めていますが、がん検診の受診率は50%を下回っているようです。死亡率が減少するという科学的根拠があり、この方法を確実に国民が実施することで死亡率減少効果が得られます。

がん検診に要する時間は、数分から半日で受診も可能です。日本では健康増進法により市町村の努力義務として、住民にがん検診を実施しており、がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針では、がん検診には、検診を行うことで死亡率を下げる効果があることが確認されています。しぼうその5つのがんとして、50歳以上では胃がん検診を2年に1回、20歳以上で子宮頚がん検診を2年に1回、40歳以上で乳がん検診を2年に1回、40歳以上で肺がん検診と大腸がん検診を1年に1回としています。

がん予防では がんに関する正しい知識の普及にがん予防重点教育があり、

胃がんは 食生活 喫煙 ヘリコバクター ピロリの感染などとの関係

子宮頸がんは ヒトパピローマウイルスへの感染との関係

乳がんは 乳房を意識する生活習慣

肺がんは 喫煙との関係

大腸がんは 食生活との関係 について市区町村より啓発が促されています。

2022年38万人の死因だったがん。 がん検診していなかった方がどの程度を占めているのかは分かりません。

がん検診

がん検診には7つの基本条件があります。1つ目はがんになる人が多く、また死亡の重大な原因であること。2つ目はがん検診を行うことで、そのがんによる死亡が確実に減る事。3つ目はがん検診を行う検査方法があること。4つ目は検査が安全であること。5つ目は検査の精度がある程度高いこと。6つ目は発見されたがんについて治療法があること。7つ目は総合的にみて、検診を受けるメリットがデメリットを上回る事です。

またお伝えいたしますが、がん検診は、少ない時間で受けられ、自治体の費用補助もあり、科学的根拠に基づき、対象者が受けると確実にがんの死亡率が下がるものです。しかし受診率が50%を下回っており、がん検診の効果が発揮できません。

そして検査は100%正確ではないので、場合によっては、小さいがんを発見できない可能性もあるそうです。ですので受診間隔が決められていて、大事に至る前に次の検診で発見できるようになっています。早期に発見することで早期に治療を開始し死亡することを防ぎましょう。基本的に問診後検査で、同日に別の検査も受診も可能で、短い時間で受診できますので、少し時間を作り検診を受けましょう。

費用面では、市区町村ホームページからのクーポン利用で、自費よりも安価で受けられるそうです。 自分自身の健康生活を維持するためがん検診を受診しましょう。

コロナワクチンに税金が投入されたのですから、がん検診も無料にしてがんの死亡者を減らす施策が出ても良いでは。

心疾患

死因第2位の心疾患は、狭心症や心筋梗塞などです。この両者を虚血性心疾患と言うそうです。どちらも心臓の血管に起因するもので、激痛が起きるそうです。

三大危険因子は、喫煙、LDLコレステロールの高値、高血圧です。

健康診断で早めにみつけることが重要です。喫煙、動物性の油に含まれる飽和脂肪酸の摂りすぎ、お酒の飲み過ぎ、食塩の摂りすぎ、運動不足、ストレスが虚血性心疾患のリスクを託します。一方、魚や野菜、大豆製品には予防する働きがあります。 生活習慣の見直しは大切です。

自殺予防

自殺予防のための行動は、気づき 家族や仲間の変化に気づいて声をかける。傾聴 本人の気持ちを尊重し耳を傾ける。 つなぎ 早めに専門家に相談するように促す。見守り 温かく寄り添いながら、じっくり見守る。 この4つが大切です。

まとめ

増え続ける、がん心疾患、そして自殺を防げれば日本の人口減少に歯止めをかけることができます。がん検診の受診生活習慣の見直し、そして自殺予防のための行動です。

人口減少のための取り組み、皆さん実行しませんか。

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