葬儀 受付 やり方② ー参列者編ー葬儀ホールに着いたら始まるマナー

葬儀会場に到着しあなたが最初に行うことは「受付」です。受付の前に立ち、作法はどうすればいいのか?係りの方に挨拶はどう言えばよいのか?咄嗟に頭の中が真っ白になってしまったことありませんか?

こんな質問を受けました。お葬式に行くことになったが、どのくらいの時間に行くのがベストですか?また間に合わない場合にはどうすればいいのか?お葬式に参列する際に、どのくらいの時間に行けば良いか迷う方は意外にも多いかもしれません。お葬式は故人を供養するための大切な儀式です。そうは言っても、お葬式に行く機会が頻繁でないことから、時間に迷うこともあるのではないでしょうか。この記事では「お葬式に参列する時間を知りたい」「遺族に失礼のないようお葬式の受付のやり方・作法を知りたい」と悩む方のために、失礼にならない適切な時間や作法、間に合わないときのマナーなどもあわせてお伝えしますので、突然の訃報の連絡に戸惑うことがないよう、葬儀に参列する際の大人の葬儀マナーの理解を深めておきましょう。お葬式に行かれる方の少しでも参考・手助けになれば幸いと思っています。

それでは、開式の何十分前までに、お葬式会場に着いて受付をすればいいのでしょうか?

一般的に受付スタートはお葬式の始まる時間の1時間ほど前からです。例えば通夜が午後6時からの場合、お葬式の受付は、午後5時から始まると考えてください。時間の都合が合わないときや、遠方から参列するなどの理由で、遅れそうな場合でも、できるだけ参列することがマナーとされています。基本的に、故人を偲び、弔うためには、正しい参列時間を把握しておくことが社会人としての最低限のマナーといえますので気をつけましょう!意外にも50代以上の方に多いような気がする実際にあったNGケースです。

実際にあったNGケース

それなりに余裕を持って駐車場に着いているのに、多分、あまり早く行っては失礼だと思っていて、または、あまり仲良くない親戚がいるからなどで、開式時間の5分前とか、お葬式が始まってから式場に入ってくるという方たちがいらっしゃいます。絶対にやめてください。強い言い方をすると、それってマナー違反です。こんな事がありました。開式ギリギリになって入ってくるので、ちょうどご住職が控室から式場に入場するタイミングと被って、ご住職の後ろから一緒に式場に入って来たり、また、ご住職が入場する通路を塞いでしまったということがありました。こんなことは絶対、避けるべきです。お葬式は故人やご家族に対する最後のお別れの場であり、参列者全員が敬意を払って式の進行に協力することが求められますので、お葬式に参列する際にはギリギリに行くことは全然、常識ではありませんのでお気をつけください。何より 開式の適切な時間に到着し、受付を済ませるよう心がけることが大切になります。無事にお葬式が執り行われるよう、参列者一同が協力することがとても重要なんです。

それではできる大人葬儀マナー・受付の時間は、開式のどのくらい前に到着すれば良いのでしょうか?

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、遅くても葬儀開式時間の30分ほど前には会場へ到着しておきましょう。そして、香典やご芳名カードの記帳などをして準備をします。またご遺族や喪主に入り口あたりでお会いし、お話し出来そうでしたら、相手の気持ちを尊重しつつ、心からの哀悼の意を伝えることが大切です。お悔やみの言葉として代表的なのは、

『この度は 心よりお悔やみ申し上げます』と伝えましょう

決して 亡くなるまでの病状の経緯など聞かないようにし、手短に済ませましょう。何故ならば参列者はアナタだけではないからです。

そして気をつけなくてはいけないのは、喪主や遺族を見つけても、自分から喪主や遺族のところへ行って挨拶するのは控えましょう。同様に知り合いがいたからと言って、会葬者同士の挨拶も、黙礼程度に留め、必要なら式が終わった後にしましょう。

それでは葬儀場に着いたら・・・

入り口付近、受付手前あたりで、ご芳名カードにお名前・住所・電話番号等を書いていただき、そのご芳名カードとお香典を持って受付に出していただきます。係の方にお渡しするときに、香典を袱紗(ふくさ)から出し、表書きに記載した名前が受付の方に読めるように向きを変えます。

この袱紗とはなんぞや?と思う方いらっしゃると思います。「ふくさ(袱紗)」は、冠婚葬祭の場でご祝儀やお香典などの金封を包むための布です。金封を袱紗で包む理由は、御祝儀袋やお香典などの金封を、汚したり、しわや折り目が付くのを防ぐため、受け取る相手に礼儀をつくし、喜びや悲しみの気持ちを共有する心づかいを示すためです。正方形の風呂敷を小さくしたような形で、「慶事用」「弔事用」で分かれているのです。

慶事用は、結婚式や七五三など、多数のお祝い事に合わせてお金を包む場合で、袱紗は赤やピンク・黄色などの暖色系です。

「弔事用」とは人の死に関することのためにお金を包む場合、お葬式や法要などで利用するときに使い、お葬式のお香典を包む弔事用の袱紗は黒、グレーや紺・緑などの地味な寒色系を使います。

え!?滅多にお葬式や結婚式に行かないのに、それぞれ分けて買わなくてはいけないの?と思う方いらっしゃると思います。私もそう思ったことありました。本当に勿体ないです・・・でも良い方法があります。実は 慶事、弔事のどちらでも使える!万能な色っていうのがあるんです。皆さん何色だと思いますか?黒ですか?紺ですか?

違います!

答えは万能な色は、濃い紫色です。昔は高貴な色とされてきた濃い紫色です!これから購入される方は是非、濃い紫色を検討してみてください。それから、お香典を受付の方に渡す時、手早くたたんだ袱紗の上にのせて、受付の方に香典とご芳名カードをお渡しします。またはお香典を袱紗から取り出して、ただお香典を差し出しても問題ありません。両手で渡しながら お悔やみの言葉を述べます

『この度はご愁傷様でございます』

『心よりお悔み申し上げます』と伝えましょう。

もし、他の方々から預かった香典がある場合、例えば預かったのが2つあり、ご自身の御香典もあり、全部で3つの香典袋がある場合、ご芳名カードは3人分それぞれ書いていただきます。預かった方の2人分と自分の分を書きます。預かった方の住所や電話番号がわからなくて、芳名カードに書けないなんて事がないように、香典袋の裏に名前と住所と電話番号は必ず事前に書いておいてもらうよう伝えましょう。

記帳を済ませたら、引換券または返礼品(即返し品・粗供養品)を受け取ります。複数、香典袋を預かった場合は、香典袋の数と同じだけ引換券または返礼品を受け取り、式場内の所定の椅子に座るなどして、焼香の順番が来るまで待機します。ちなみに、前方の席は遺族席や来賓席になりますので、着席は控えましょう。間違えて遺族側の席に座らないように、心配な方は葬儀社スタッフに確認しましょう。

式場にご遺族がいらっしゃっても声は掛けず、黙礼で挨拶をしましょう。

最後に

時間に間に合わないときはどうすれば良いのか?参列者の正しいマナーをお伝えしておきましょう。

急な仕事、交通機関の遅延などがあり、時間に間に合わない可能性になった場合、このようなときどのような対応をすれば良いのでしょうか?参列の意思があるにもかかわらず遅れることもあるでしょう。そのような時は、事前に連絡しましょう。基本的に葬儀・告別式に遅れることはタブーとされています。ただし開始から10分程度の遅れの場合は、事前に連絡をすることで対処できるケースがあるでしょう。

このとき、遺族に直接連絡することは避けて、葬儀社に電話します。

遺族は儀式に取り組み進行中であるためです。もしも、儀式の終盤ごろまで遅刻した場合、お寺様の読経が終わっていたときは、葬儀社の担当者に遅れた旨をお伝えください。弊社ですとタイミングを見計らい、焼香の機会をお作りしてます。また、参列に遅れた際に大切なことは遺族に対してのマナーです。すぐに謝りたいと思っているかもしれませんが日を改めて、または後日の法要の時に直接申し上げることがふさわしいでしょう。対応方法に悩んだ場合は、葬儀社に相談することをおすすめします。そして、お通夜では時間に遅れても少々であれば弔問することが一般的です。ただし、あまりに遅すぎる場合は失礼にあたるため、開始から2時間を過ぎるようなら参列を控えるようにしましょう。

本日のまとめ

急にお葬式に行くことになったら、事前に開式時間を確認して失礼にならない適切な時間は、開式30分前までに会場に入り受付を済ませましょう。そして「大人の葬儀マナー:お葬式の受付のやり方・作法・言葉がけのご紹介をしました。万が一時間に遅れた場合は、遺族ではなく葬儀社に連絡をし、適切な対応方法を確認しましょう。

ご葬儀に参列する際に、最も大切なことは故人を弔う気持ちです。

参列するときは、受付時間を十分に把握して、余裕のある行動に努めましょう。この記事が皆様にとって手助けになれば幸いです。ご葬儀は知ってからマナーが始まります。

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