初夏の息吹が届きました・・紫陽花と朝顔が迎える季節の しつらえ

梅雨空に包まれるこの季節。
そんな少し重たい空気を ふわりと和らげてくれるように、【森の風ホール府中】のエントランスが、紫陽花と朝顔でやさしく彩られました。

入り口を通る瞬間、思わず立ち止まってしまう方もいらっしゃいます。
「わぁ…」とこぼれるその一言に、私たちもつい微笑んでしまうほどです。

むささき色に青、白のグラデーションをまとった紫陽花がふんわりと広がり、
そのそばには、淡く可憐な朝顔がそっと寄り添います。
まるで、季節の風が「どうぞこちらへ」と優しく導いてくれるような、そんな佇まいです。

このディスプレイを手がけたのは、
弊社の一級葬祭ディレクターであり、フラワーコーディネーターでもある中島氏。

中島氏によると、紫陽花の色は土のpHや雨の成分によって変わるのだそうです。
去年は真っ白に咲いた株が、今年はむささきがかった青に変わっていたことに、
「自然はいつも、同じ姿ではない」という大切な気づきを もらった気がします。

実は、紫陽花には「家族を思う花」という意味もあるのをご存じですか?
雨に濡れながらも凛と咲く姿は、
静かに、そして力強く、最期のときを見守ってくれる存在のようにも映ります。

朝顔は、朝に咲いて夕にはしぼむ“一日花”。
その儚さは、まさに「一期一会」の象徴です。
ご家族とのかけがえのない時間を大切にする――
私たちが大切にしている想いと、どこか重なるように感じます。

雨の中でも、そっと心に寄り添ってくれる花々。
森の風ホール府中では、
自然とともに、大切な方とのお別れの時間を、静かに、丁寧にお支えいたします。

どうぞ、お近くにお越しの際は、初夏の花々がつむぐ空間に、
ぜひ足をとめてみてください。

心がふっと軽くなる瞬間に、出会えるかもしれません。

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