亡くなった直後、その電話 待って!先に この4つ決めてからにして

大切なご家族が亡くなった直後。
悲しみで心が追いつかない中でも、現実は待ってくれません。

病院から突然、

「葬儀社さんは、いつお迎えに来ますか?」

そう聞かれることがあります。

その瞬間、多くのご家族は戸惑います。

「まだ葬儀社を決めていない」
「どこに電話すればいいのか分からない」
「費用はどれくらいかかるのだろう」
「変な葬儀社に頼んでしまったらどうしよう」
「家族の意見がまとまらなかったらどうしよう」

悲しみの中で、短い時間のうちに次々と判断を求められる。
これが、亡くなった直後のご家族にとって、いちばん苦しいところです。

そして、慌てて決めたことが、あとから

「こんなはずじゃなかった」

という後悔につながってしまうこともあります。

葬儀は、数万円で済む話ではありません。
内容によっては、何十万円、時には百万円を超える大きなお金が動きます。
さらに、お金だけでなく、親族の気持ち、故人様への想い、家族の考え方も関わってきます。

だからこそ、葬儀社へ電話する前に、家族でほんの少しだけ確認しておいてほしいことがあります。

それが、今回お伝えする
**「後悔しないご家族が確認している4つのこと」**です。

特別な知識は必要ありません。
完璧に決めておく必要もありません。

ただ、家族の中で大切な方向性を少しそろえておくだけで、亡くなった直後の慌て方は大きく変わります。


目次

まず知っておきたいこと:いいお葬式は「立派さ」だけでは決まりません

多くの方が、葬儀というと
「どの式場にするか」
「いくらかかるか」
「家族葬にするか一般葬にするか」
を最初に考えます。

もちろん、それらも大切です。

しかし、もっと大切なのは、
ご家族が納得して送り出せるかどうか…です。

どれほど立派な祭壇を用意しても、家族の気持ちがバラバラであれば、心から「よかった」と思うことは難しくなります。

反対に、規模は小さくても、家族で気持ちをそろえ、故人様らしく見送ることができれば、あとから

「この形でよかったね」
「ちゃんと送れたね」

と思えるお葬式になります。

そのために大切なのが、葬儀社へ電話する前の 家族だけでの話し合い 決めておくことです。

誰が家族の窓口になるのか
誰が話をまとめるのか

ということです。

これは非常に大切です。

たとえば、最初に長男さんが葬儀社へ電話をしたとします。
その後、長女さんが

「私はそんなふうに聞いていない」

と言う。
さらに弟さんが、

「いや、もっと簡単でいいんじゃない?」

と言う。

このように、家族の中で話がバラバラになってしまうことがあります。

もちろん、誰かが悪いわけではありません。
みんな悲しいのです。
みんな必死なのです。

ただ、窓口が決まっていないだけで、話が混乱しやすくなるのです。

窓口と喪主は同じでなくても大丈夫です。


ここでよくある誤解があります。

「葬儀社とやり取りする人は、喪主でなければいけないのでは?」

というものです。

結論から言えば、
窓口の方と喪主様は、必ずしも同じでなくても大丈夫です。

たとえば、喪主様がご高齢の場合、細かな連絡や確認は息子さんや娘さんが担当した方が現実的なこともあります。

大切なのは、次の3つを家族で共有しておくことです。

  • 誰が葬儀社との連絡係になるのか
  • 誰が最終確認をするのか
  • 喪主は誰なのか

この役割が家族の中で共有されているだけで、葬儀社との打ち合わせはかなりスムーズになります。

逆に、ここが曖昧なままだと、あとから

「誰がそんなことを決めたの?」
「聞いていない」
「私は違うと思っていた」

というすれ違いが起こりやすくなります。

亡くなった直後は、家族全員が冷静ではいられません。
だからこそ、最初に家族の窓口を決めることが大切なのです。


後悔しないための 葬儀社の選び方

次に大切なのが、葬儀社の選び方です。

病院で紹介された葬儀社に依頼する場合もあります。
スマートフォンで検索して探す場合もあります。
以前から知っている地元の葬儀社へ電話する場合もあるでしょう。

では、何を基準に葬儀社を選べばいいのでしょうか。

多くの方が最初に気にするのは、やはり費用です。
それは当然です。

しかし、ここで大切なのは、
安いか高いかだけで決めないことです。

葬儀費用は、表示されている金額だけでは分かりにくいことがあります。
プランに含まれているもの、別料金になるもの、あとから追加になる可能性があるもの。
それらをきちんと説明してくれるかどうかが、とても重要です。


葬儀社選びで見てほしい4つのポイント

葬儀社を選ぶときは、次のポイントを確認してみてください。

① 説明が分かりやすいか

何が含まれていて、何が別料金なのか。
あとから増える可能性がある費用は何か。
火葬場、式場、安置、ドライアイス、搬送、返礼品、料理など、費用が変動しやすい部分をきちんと説明してくれるか。

ここを曖昧にされたまま進めると、あとから

「思っていた金額と違った」

ということになりやすくなります。

② 家族の話をきちんと聞いてくれるか

葬儀社が一方的に話を進めるのではなく、ご家族の不安や希望を聞いてくれるか。

「早く決めてください」
「これで進めましょう」
と急がせるだけではなく、

「どのように送ってあげたいですか?」
「ご家族の中で心配なことはありますか?」
「費用面で不安なことはありますか?」

と確認してくれる葬儀社かどうかは、大切な判断材料です。

③ 地元の事情を分かっているか

葬儀は地域性があります。

火葬場までの距離。
式場との移動。
ご安置の場所。
地域ごとの慣習。
火葬場の混み具合。
ご家族が無理なく動ける導線。

こうした事情を分かっている地元の葬儀社は、ご家族にとって現実的で無理のない提案をしやすくなります。

東京多摩地域であれば、多摩地域の火葬場や式場、ご安置の事情を知っていることは大きな安心材料になります。

④ 信頼できる業界団体に加盟しているか

絶対条件ではありませんが、信頼材料のひとつとして、葬儀社がきちんとした業界団体に加盟しているかも確認してみるとよいでしょう。

たとえば、**全日本葬祭業協同組合連合会、通称「全葬連」**は、経済産業大臣の認可を受けた葬祭専門団体です。

もちろん、加盟していればすべて完璧というわけではありません。
しかし、一定の基準や業界内のつながりを持っていることは、ご家族にとって安心材料のひとつになります。

どこへ ご安置するか

葬儀社が決まり、病院などへお迎えに来てもらうことになった時、次に聞かれるのが

「ご安置先はお決まりですか?」
「ご自宅ですか? 安置施設ですか?」

ということです。

この時点で、また家族は悩みます。

「家に連れて帰ってあげたい」
「でも、家が片付いていない」
「マンションだから目立つかもしれない」
「近所の方に知られたくない」
「そもそも搬入できるのだろうか」

悲しみの中で、次から次へと判断を求められるのです。

「自宅に帰してあげたい」という気持ちは、とても自然です


ご家族として、

「まずは家に連れて帰ってあげたい」

と思う方は多くいらっしゃいます。

そのお気持ちは、とても自然です。
そして、とても大切です。

長年暮らした家。
家族との思い出が詰まった場所。
故人様が帰りたかった場所。

そこに一度帰してあげたいと思うのは、ご家族として当然の感情です。

ただし、実際には、気持ちだけでは決められないこともあります。


自宅安置で確認しておきたいこと

ご自宅に安置する場合は、次のような点を確認する必要があります。

  • お布団を敷けるスペースがあるか
  • 搬入経路に問題がないか
  • マンションや集合住宅の場合、エレベーターに搬送用ストレッチャーが入るか
  • ご近所への配慮は必要か
  • ご家族が長時間対応できる状況か
  • ドライアイス交換などの対応ができるか
  • マンションや施設の規約上、安置が可能か

特にマンションの場合、搬入経路や管理規約の問題が出ることもあります。
エレベーターに搬送用のストレッチャーが入らない、というケースもあります。

「家に帰してあげたい」という気持ちは大切です。
しかし、ご家族に無理がかかりすぎてしまう場合もあります。


自宅が正解、安置施設が正解、ではありません

ここで大切なのは、
自宅安置が正解、安置施設が正解、という話ではないということです。

ご自宅には、ご家族がゆっくり会える安心感があります。
故人様と静かに過ごせる時間があります。

一方で、安置施設には、ご家族の負担を軽くできるという良さがあります。
ご自宅の事情や近隣への配慮で悩まずに済むこともあります。

どちらにも意味があります。

大切なのは、
故人様にとっても、ご家族にとっても無理のない場所を選ぶことです。

ご安置先は、ただ「置く場所」ではありません。
大切な方と、最初に静かに向き合う場所です。

だからこそ、葬儀社へ電話する前に、家族で

「自宅に連れて帰ることはできそうか」
「安置施設を利用した方がよさそうか」

を少し話しておくだけで、亡くなった直後の混乱を減らすことができます。

4. どんな形で送るか

ここで言うのは、葬儀の細かな内容をすべて決めておくという意味ではありません。

まずは、大まかな方向性を家族でそろえておくことです。

たとえば、

  • 家族だけで静かに送るのか
  • 親族までは声をかけるのか
  • ご近所や友人、仕事関係の方にも来ていただくのか
  • 家族葬にするのか
  • 一日葬にするのか
  • 一般葬としてご縁のあった方にもお別れしていただくのか

この方向性を少し話しておくことが大切です。

葬儀は「お金だけ」で決めると苦しくなります。

たとえば、費用を抑えるためにごく小さく行ったものの、あとから自宅弔問が続き、

「やっぱり、お世話になった方には葬儀の場でお別れしてもらえばよかった」

と感じるご家族もいらっしゃいます。

一方で、世間体を気にして大きく広げすぎると、ご家族が疲れ切ってしまうこともあります。

葬儀は、安さだけで決めても苦しくなる。
見栄だけで決めても苦しくなる。

大切なのは、
故人様らしく、ご家族が納得できる形かどうかです。


あとから後悔しやすいポイントは「誰を呼ぶか?」

葬儀が終わったあとに起こりやすい後悔のひとつが、

「どうして呼んでくれなかったの?」
「最後にお別れしたかった」
「そこまで小さくするとは思わなかった」

という声です。

もちろん、すべての方に声をかける必要はありません。
ご家族だけで静かに送ることも、今の時代に合った大切な選択です。

ただし、その選択を家族の中で共有できていないと、あとから親族間で気持ちのズレが出ることがあります。

だからこそ、事前に

「家族だけで送るのか」
「親族には声をかけるのか」
「ご縁のあった方にも来ていただくのか」

を、ざっくりでいいので話しておくことが大切です。

完璧に決める必要はありません。
大切なのは、家族の気持ちの向きが少しでもそろっていることです。

後悔しないご家族が確認している4つのこと

ここまでを整理すると、葬儀社へ電話する前に家族で確認しておきたいことは、次の4つです。

1. 誰が家族の窓口になるのか
葬儀社との連絡係、最終確認者、喪主を家族で共有しておく。

2. どの葬儀社に相談するのか
費用だけでなく、説明の分かりやすさ、話を聞く姿勢、地元事情への理解、信頼性を見る。

3. どこへご安置するのか
自宅か安置施設か。気持ちと現実的な条件の両方を確認する。

4. どんな形で送るのか
家族だけか、親族までか、ご縁のあった方にも来ていただくのか。方向性をそろえる。

この4つを少し確認しておくだけで、亡くなった直後の慌て方は大きく変わります。

亡くなった直後は、どうしても冷静な判断が難しくなります。
悲しみの中で、病院、葬儀社、親族、費用、安置、日程、式場など、たくさんのことを決めなければなりません。

だからこそ、元気な今のうちに、ほんの少しだけ話しておく。

それだけで、いざという時のご家族の不安は軽くなります。


まとめ:いいお葬式とは、ご家族が納得して送り出せるお葬式

いいお葬式とは、必ずしも立派なお葬式のことではありません。
大きなお葬式だけが、いいお葬式というわけでもありません。
反対に、小さければ必ずよいというわけでもありません。

大切なのは、
ご家族が納得して、安心して、大切な方を送り出せることです。

葬儀社へ電話する前に、家族で確認しておきたいことは4つです。

誰が話をまとめるのか。
どの葬儀社に相談するのか。
どこへご安置するのか。
どんな形で送るのか。

この4つを話しておくだけで、後悔を減らし、家族の気持ちをそろえやすくなります。

大切な方を、その方らしく見送るために。
そして、あとから

「この形でよかったね」
「ちゃんと送れたね」

と思えるように。

今回の記事が、ご家族で話し合う小さなきっかけになれば幸いです。


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多摩中央葬祭では、東京23区以外の多摩地域を中心に、森の風ホール立川・府中・国立・昭島にて、ご家族のお気持ちに寄り添ったお葬式をお手伝いしています。

亡くなった直後のご相談はもちろん、事前相談、式場見学、家族葬のご相談も承っております。

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大切な方を、安心して見送るために。
多摩中央葬祭が、誠実にお手伝いいたします。

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