知っておくと安心!親や家族が亡くなった2日目~7日目迄にやること

親や家族が亡くなった翌日から7日目までに行うことのポイントを4点ご紹介します。

まだ気持ちの整理がついていない時期ですが、一番迅速な決定を多く求められる時です。

葬儀社が行う部分が多いので、ポイントを抑えつつ、わかりやすくご紹介致します。

もくじ
  1.  葬儀社との打ち合わせ(死亡2日目)
  2.  死亡届けの提出 および 火葬許可証の取得(死亡2日目から葬儀前まで)
  3.  葬儀関連(死亡3日目から7日以内)
  4.  近年葬儀業界におきた3つの変化

1. 葬儀社との打ち合わせ(死亡2日目)

葬儀社との打ち合わせが死亡当日になるケース、またはそれ以降に打ち合わせをするケースもあります。

1-1. 葬儀のスタイルの確認

まずは家族と、何宗の、どの宗派か確認。
お葬式は通夜、告別式の一般葬か、家族葬で1日葬にするのか、火葬式にするのか、故人の遺言も踏まえて方向性を話し合っておきましょう。

1-2. 具体的な葬儀内容の決定

葬儀社スタッフと葬儀の内容について決めていく打ち合わせをします。

葬儀の形式や規模、棺や祭壇、供花など、葬儀社との打ち合わせをしながら、葬儀日程、通夜、告別式、家族葬か、火葬式か?火葬場はどこにするか?通夜振るまいや精進落としなどの接待料理はお出しするのか?当日返しや香典返しなど葬儀を執り行うために必要な項目を1つ1つ決めていきます。

悔いのない葬儀に出来るよう、葬儀社の担当者としっかり、すりあわせを行うのが大切です。

1-3. 葬儀関連(死亡3日目から7日以内)

その合間を塗って、親戚、友人、会社関係に連絡しながら、葬儀の準備をしていきます。

亡くなった方が勤務していた会社へ連絡する場合、訃報は所属の部署の上役の方に電話連絡するのが無難です。部署が分からない場合は、人事部や総務部などに連絡します。
(両方連絡してしまうと、重複して手配されることがありますのでご注意ください)

近年多い、身内だけの家族葬を行う場合、香典や弔電を受け取らない場合は辞退を伝えておくと、情報不足による認識違いを防ぐことが出来ます。

葬儀社には訃報の連絡の雛形があります。葬儀の日時、場所、家族葬である旨、式場の地図など訃報の情報が記載されています。ご友人や遠い親戚の方に、メールやLINEで送信が可能で非常に便利です。弊社にもメールやLINEでの訃報案内はございますのでご利用ください。

香典や弔電の手配、供花を送る手配まで、メールやLINEで出来ます。葬儀社の訃報連絡の雛形を利用されるのが、楽で簡単ですのでオススメします。葬儀社に依頼してみてください。

2. 死亡届の提出 および 火葬許可証の取得

役所に死亡届の提出と、役所から火葬許可証の取得はほぼ同時に行われます。多くの葬儀社が代行しております。役所では待ち時間もあり、不慣れなことは葬儀社に依頼すると安心です。

この火葬許可証がないと、火葬を行うことができません。葬儀当日までには火葬許可証を葬儀社スタッフが役所へ行って受け取り準備しています。死亡届の提出期限は「亡くなったことを知った日から7日以内」です。正当な理由がなくて期間内にすべき届出または申請をしない者は、5万円以下の過料に処せられます。

死亡届の提出先は、死亡者の本籍地届出人の住所地死亡した場所のいずれかの役所になります。死亡者の住んでいた場所ではないのでご注意ください。また、届出人に記載する名前は通常は親族であり、書類を提出する葬儀社ではありません。
死亡届の提出によりマイナンバーカードが無効になるので、後日マイナンバーカードの返却は不要です。

火葬は、火葬許可証を火葬場に提出してはじめて火葬が可能になります。火葬場への提出も一般的には葬儀社スタッフが行いますのでご安心ください。

・この死亡届を役所に提出すると故人の口座が凍結されるのでは?と心配される方が意外にも多いですが、役所から銀行に連絡することはありませんのでご安心ください。
・ほとんどの葬儀社が死亡届の提出・火葬許可証の取得を代行するので依頼してみましょう。(プランにより有料の場合もあります)

3. 葬儀関連(死亡3日目から7日以内)

死亡3日目から7日以内にやるべきこと。葬儀関連が主になります。

お通夜、葬儀・告別式、香典返し、初七日、出棺、火葬、収骨の日程などを葬儀社スタッフと決めていき、葬儀を行い、火葬まで行います。

多死社会となり近年では火葬場が混んでいる傾向にあります。火葬のために1週間以上待つため、葬儀もご家族が亡くなってから1週間以上も先になるケースもあります。

通常のケースでは、亡くなってから3日から7日以内にご葬儀、火葬が執り行われています。

葬儀の日程は、週末など親戚が集まりやすい日を選ぶことも可能ですが、安置所に安置をする日数が増えてしまうと、安置料がかさんでしまいますのでご検討ください。

そして火葬後、火葬場から埋葬許可証を受け取ります。お骨を墓地などへ納骨する際、必要となる書類です。通常、骨壷のふたの裏に保管されるケースが多いです。無くさないように注意してください。

なお、葬儀代金のお支払いは火葬後となります。カード決済をされる方も増えてきましたが亡くなってから2週間以内までにお支払いするケースが多いです。

4. 近年葬儀業界におきた3つの変化

  1. 香典返し
    香典返しは少し前までは、忌明け(読み:キアケ)法要後一ヶ月以内に贈るのが一般的でしたが、近年、即日返し、お葬式当日にお返しする方が増えています。
  2. 初七日法要
    初七日法要も、逝去してから7日目に行っていましたが、現在では告別式終了後、初七日法要も併せて行うことが多くなりました。
  3. 家族葬スタイル
    通夜もしない、近しい家族だけ参列して行う家族葬が増えました。人が亡くなりお別れはプライベートなものと考える人が多くなったように思います。そして、1日で行う1日葬が主流です。
    告別式で約30分のお坊様のお経と、そのあと直ぐに初七日法要の約10分の読経で、トータル40分のお経。その後、約20分で棺にお花入、お別れする時間をとり、1日葬は約1時間で終了するご葬儀が主流となりました。

葬儀について、とりあえず悔いのないようにしたいと考え、勧められるままに契約をして不利益を被ってしまう方もいらっしゃいます。注意点を知っておくと、必要な項目は何か判断ができます。気持ちに余裕をもって葬儀社や、お身内、ご葬儀の参列者への対応を進めていけるようになります。

多摩中央葬祭では、突然のお別れに悔いのない葬儀のお手伝いを致します。

お葬式や法事に関するお悩み事や問題に対していつでもご相談を承っております。
・森の風ホールにご来館いただいて、葬祭ディレクターとご対面でのご相談
・365日24時間お電話でのご相談
・忙しくてお時間が取れない方はwebサイトから資料請求・お見積もり等のお問合せ
・森の風ホールへのご来館が難しい方は葬祭ディレクターがお伺いし、ご自宅やご希望の場所でのご相談

当社では相談者様のご都合にあう方法でご相談をお受けします。
是非お気軽にご相談ください。

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