その喪服マナー 昭和で止まっています 「正解コーデ」とは?

「今日の服装、これで大丈夫ですよね……?」 お葬式の直前、式場の片隅で、そっと小さな声で聞いてこられるご遺族の女性。実は、こうした場面は少なくありません。

みなさん共通して不安なのは——
「失礼になっていないかな…」
「恥をかきたくない…」
この気持ちです。

ところが最近は、ネットで調べても
「黒っぽければOK」
「これはダメ、あれは大丈夫」
情報がバラバラで、かえって分からなくなることもあります。

そこで今回は、“地味なら何でもいい”では済まない服装マナーのラインを、現場を知るプロ目線で分かりやすく整理します。
「どこまでがセーフで、どこからがアウトなのか」——ここをスッキリさせましょう。

目次

そもそも、なぜ お葬式の服装は こんなに難しいのか?

どうしてお葬式の服装って、意外にも 分かりにくくて 難しいのに  “服装マナーを知らないと 恥をかくから” みたいな空気に なっているのでしょうか?地味なら何でもいいわけじゃないとしたら――「どこまでがセーフで、どこからがアウトなのか?」

理由はシンプルです。
お葬式は人生で何度も経験するものではなく、学校でも「葬儀の服装」を習わない。だから多くの方が、なんとなく“黒っぽい服”でごまかしてしまう。

でも本質はここです。
お葬式の身だしなみは、ファッションではありません。

服装や身だしなみを整えることは、
「あなたの大切な人を、私も一緒に悼んでいます」
という敬意のメッセージになります。

心が一番大事。だけど——
その心を伝えるために“形”が必要なんです。

リクルートスーツは喪服になる!?

「就活用の黒いスーツなら喪服として使えますよね?」
これは本当に多い質問です。

結論:同じ“黒”でも別物です。

喪服は「漆黒(しっこく)」といって、光を吸い込むような深い黒。
一方でビジネススーツは、少し浅い黒で、光沢が出やすい。

並べると一目瞭然なので、できれば喪服は喪服として用意しておきましょう。

…お葬式って 人生で そう何度も経験しないし、学校で「葬儀の服装」なんて習わないので、だからみんな、なんとなく“黒っぽい服”でごまかしてる感じがします。

できるだけ、オシャレな人って 思われたい気持ちもわかりますが、葬儀ではフッションという考え方はむしろ邪魔になります。きちんとした身だしなみは「マナー」であり、故人やご遺族への「敬意」の表れなんです。

お葬式の場で 服装や身だしなみが 整っているというのは、「あなたの大切な人のことを、私も一緒に 悼んでいます(いたんでいます)」という気持ちを、黙っていても伝えるための、大切なメッセージとなるものなんです。

敬意のメッセージ、なんです。ただの ルールじゃないんですね。だからこそ、ちょっとした違いが「ちゃんと考えて 来てくれたんだな」という安心感にもなるし、逆に「場に合っていない」と、悪気がなくても、失礼に見えてしまうことがあるんです。

足元が“答え”を出す:黒い靴と黒いバッグの正解

黒い靴:ヒールは3〜5cmがベスト

黒いパンプスでも、ヒール10cmは葬儀には高すぎます。
長時間立つこともありますし、歩くたびに カツカツ音が響く からです。

セーフ

  • 黒、光沢控えめ
  • ヒール3〜5cm
  • シンプルなデザイン

アウト

  • 高すぎるヒール
  • エナメル
  • ヘビ柄・クロコ柄など(「殺生」を連想させるため避けるのが無難)

黒いバッグ:目立った瞬間に浮きます

バッグは意外と視線が集まるポイントです。

セーフ

  • 黒・光沢のない素材
  • 布製が最も無難
  • 光沢がなければ本革・合皮も可
  • 金具・装飾が少ない、シンプル

アウト

  • 大きなブランドロゴ
  • ギラっと光る金具
  • 個性が強いデザイン

お葬式で持ち物に“個性”を出す場面ではありません。
故人を送る場では、目立たず控えめであることが大切です。


ストッキングは夏でも黒。穴あきは“悲劇”になります

女性は基本、夏でも黒ストッキングがマナーです。
目安としては 30デニール以下で少し透けるくらい。

冬の寒い時期は、体調優先で 60〜80デニール程度までなら許容されることも多いです。

そしてもう一つ、現場で本当に多いのが——
靴下・ストッキングの穴あき

お寺でのご葬儀など、靴を脱ぐ場面があると、
「見ちゃいけない…」と周りが笑いをこらえる空気になってしまうことがあります。
大切なお別れの場だからこそ、足元まで“整えておく”意識が大切です。


アクセサリー・メイク・髪:やりすぎも、やらなさすぎもNG

アクセサリー

基本は 結婚指輪+真珠のみ。
それ以外は外すのが無難です。

メイク

ナチュラルが正解
ただし、ノーメイクは「身だしなみとして不足」と見られることもあるので注意。

  • 長い方はまとめる(耳より下で、黒いゴム・ピン)
  • 香水はつけない

そして意外と重要なのが 髪色
黒い喪服に明るい髪色だとコントラストで目立ってしまい、「髪だけ浮いて見える」状態になりがちです。
可能なら **黒〜ダークブラウン(地毛に近い色)**が安心です。


私たちスタッフも同じです。「主役」にならず、“背景”になる

葬儀の場で大切なのは、
「自分が主役になること」ではなく、
故人とご遺族が安心して過ごせる“背景”になること

髪の色ひとつ、メイクひとつでも、
「この会社なら任せても大丈夫そうだな」
という信頼につながります。

形を整えるのは、故人と遺族への敬意であり、プロとしての誠実さでもあります。


まとめ:服装マナーは“ルール”ではなく、敬意を伝えるメッセージ

お葬式の服装は、ただの形式ではありません。
黙っていても敬意が伝わる、非言語のメッセージです。

最後に、これだけ覚えておけば安心です。

失敗しない基本チェック

  • 喪服は「漆黒」、リクルートスーツとは別物
  • 靴は黒・光沢なし・ヒール3〜5cm
  • バッグは黒・装飾なし・ロゴ目立たない
  • ストッキングは基本黒(穴あき注意)
  • アクセは結婚指輪+真珠のみ
  • メイクはナチュラル、髪はまとめて香水なし

ご不安があれば、お気軽にご相談ください

「服装のこと、これで大丈夫?」
「喪服が間に合わない時はどうする?」
「たまチュウ安心クラブって具体的に何が無料?」

分からないことがあれば、私たち多摩中央葬祭にお気軽にご相談ください。
皆さまの不安を、一つずつ一緒に解消していきます。

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