【無宗教葬 自由葬】宗教がない場合、お葬式ってどうなるの?

特定の宗教を信仰していない無宗教の方で、
「どんな形式のお葬式を執り行ったら良いかわからない」というお悩みはございませんか?

ここでは主に無宗教の方が執り行う無宗教葬(自由葬)についてご紹介いたします。

このブログはこんな方におすすめ

●無宗教葬の中身を知りたい方
●無宗教葬でできることを知りたい方

目次

無宗教葬ってどんなお葬式?

無宗教葬とは、宗教の決まった儀礼方式や伝統的な作法に沿って執り行う従来のお葬式とは異なり、
宗教者の読経や説法のないお葬式を指します。
「無宗教の方が行うお葬式」という意味よりも、宗教色のないお葬式という意味合いが強く、
特定の宗教を信仰している場合でも執り行うことができます。

お葬式の中身を故人様の遺志やご遺族の希望によって決められることから、
自由葬とも呼ばれております。

無宗教葬がおすすめの方

宗教の信仰がない方

無宗教葬は先ほどもお伝えした通り、特定の宗教の儀礼方式等に沿って執り行うものではございません。
ですので宗教の信仰がない、いわゆる無宗教の方でも行いやすい葬儀形式です。

お葬式の中で好きなことをしたい方

通常のお葬式ですと、それぞれの宗旨宗派に合わせた中身になりますので、
なかなかご自身の希望や個人様の遺志を取り入れることができません。
反対に無宗教葬では、お葬式で行うことを人それぞれ自由にカスタマイズできます。
具体的にどのようなことができるのかは、後述の「無宗教葬でできること」をご覧ください。

お葬式に参列する可能性のある親戚と異なる宗教を信仰している方

宗教を信仰している方にも、親戚とは異なる宗教または宗派を信仰しているという方もいらっしゃると思います。
宗旨宗派の中には、異なる宗教(宗派)のお葬式には参列できないと決められていることもございます。
そんな方でも無宗教葬であれば、他の方と一緒にお葬式に参列することができ、
故人様の最期のお見送りを行うことができます。

ご親戚に限らず、絶対にお葬式に参列してもらいたい方が別の宗教を信仰しているのであれば、
無宗教葬を検討されてみるのもおすすめです。

無宗教だと火葬式しかできないの?

無宗教だと火葬式しかできない、とお考えの方も中にはいらっしゃると思います。
結論から申し上げますと、そんなことはございません
無宗教の方でもお通夜や告別式を執り行うことができます。

お通夜や告別式を執り行う最大のメリットは、お別れの時間をたっぷりお取りできること

通常の火葬式では直接火葬場に集合するケースが多いため、
火葬場の告別室に入室してから火葬炉に入るまでのわずか10分程度しかお別れの時間がございません。
到着が少し遅れてしまったら、最後にお会いすることも叶わないかもしれません。

無宗教でも告別式(お通夜)をおすすめするケース

●想定参列者が多い場合
●故人様の好きなことを最後にしてあげたい場合
●お別れの時間を大切にしたい場合
●遠方から参列予定の方がいらっしゃる場合     など

また、宗教者を手配して一般的なお葬式を行うことも可能です。
仏教だけでなく神道やキリスト教など宗旨宗派問わず手配できます。
無宗教だけど読経をしてもらって通常のお葬式を執り行いたい、
特別やりたいことが浮かばない、という方はぜひご相談ください。

無宗教葬でできること

無宗教葬でできること(一例)

●音楽をかける
●生演奏・合唱をする
●映像を上映する
●お食事会を行う
●お別れ会を行う

音楽をかける

故人様が生前好きだった曲や故人様とゆかりのある曲をお流しすることができます。
式場によって備品が異なりますので予め確認が必要です。
CDプレイヤーのみの式場であれば、CDを用意する必要がありますが、
Bluetooth機能の備わったオーディオ機器がある場合は、スマートフォンから直接音楽を流すことができます。

生演奏・合唱をする

音楽をかけるだけでなく、楽器による生演奏や参列者の皆様による合唱を行う方もいらっしゃいます。
故人様との思い出の曲でお見送りをされたい方にはおすすめです。
合唱を行う場合は事前に歌詞カードをお配りいただくとスムーズです。

いずれの場合も、式場や葬儀社によって対応が難しいこともございます。
ご希望の方はお早めのご相談をおすすめいたします。

映像を上映する

故人様との思い出のお写真や動画を1つにまとめ、
ご葬儀中にお流しすることができます。
動画を見ながら故人様との思い出を語り合うことができるため、
故人様を偲ぶ場としてふさわしいでしょう。

映像の上映をお考えの場合、できるだけ早い段階から
写真や動画の選定を始めることをおすすめいたします。

映像の制作は弊社でも代行できますので、お気軽にご相談ください。

お食事会を行う

告別式のお時間に、式場内でお食事会を行う方もいらっしゃいます。

無宗教葬は、ご家族様が自由に内容を決めることができる点がメリットですが、
やりたいことが浮かばない方にとっては、かえってご負担になることもございます。
そんな方におすすめの形式がお食事会です。
実際森の風ホールで行われる無宗教葬の中でも、お食事会が一番人気です。

・何をしようか決めかねている
・やりたいことが浮かばない
という方は、お食事会を検討されてみてはいかがでしょうか。

お別れ会を行う

先述のお食事会と似ていますが、お別れ会という形式もございます。

時間的にお食事がふさわしくない場合や、別の場所でお食事をされたい場合、
お飲み物やお菓子などを片手に故人様との思い出話に花を咲かせるお別れ会を
お選びいただくこともできます。

それぞれを組み合わせてもOK

無宗教葬でできることとして、5つ例を挙げましたが、
これらを組み合わせることも可能です。

例えば、
「音楽を流しながらお食事をする」
「お別れ会をした後に1曲合唱をする」
といった組み合わせができます。

ご自身の希望や故人様の意志を踏まえて内容を決めてみてはいかがでしょうか。

無宗教葬の注意点

無宗教葬を行うにあたり以下の注意点もございます。
無宗教葬をお考えの方はぜひご参考になさってください。

  • 音響設備が整っていない式場もあるので確認をする
  • 式場内での飲食が禁止されている式場もあるので確認をする
  • 従来の伝統的なご葬儀を執り行うべきだというお考えの方もいるので、ご家族・ご親族の方の理解を得ておく
  • 菩提寺がある方は事前に菩提寺に連絡をし、了承を得ておく

特にご家族・ご親族の理解を得ることや菩提寺へ確認をすることは、無宗教葬を執り行う上で重要な事項です。

無宗教葬を執り行う方が増加してきたとはいえ、日本では変わらず仏式のお葬式が最も多いです。
ですのでお葬式と言えば宗教の有無にかかわらず、
僧侶や神主、牧師といった宗教者が進行するもの、とお思いの方が多いのが現状です。
あらかじめ喪主様や故人様のお考えをお伝えすることをおすすめいたします。

また、代々お葬式をお願いしていたり、お墓があったりと菩提寺(お世話になっている宗教者の方)が
ある場合も、あらかじめ確認をしておかなくてはなりません。
宗教者によっては、「これまでの宗教儀礼に則ったお葬式をしないとだめだ」と
お考えの方もいらっしゃいます。
菩提寺に確認を取らず勝手に無宗教葬を執り行うと、
納骨してもらえないといったトラブルに発展する恐れがあります。

いずれの場合もご自身の希望や個人様の遺志をきちんとお伝えすることが大切です。

無宗教葬は森の風ホールへ

森の風ホールでは、これまで多くの無宗教葬をお手伝いしてまいりました。
無宗教葬をご希望の方はもちろん、無宗教葬についてより詳しい話を聞きたい!という方は、
ぜひ森の風ホールまでご相談ください。

お問い合わせフォームからのご相談も受け付けております。
資料の郵送も承っておりますので、お気軽にお申し付けください。

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