死んだら・・見てしまった!【三途の川】本当にあったんだ!

三途の川って、本当にあるんです。いやいや、そんなの迷信だろう…と思っているそこのアナタ!実は、三途の川、実際に存在するんです。これは決して他人事ではありません。いざ、そのときを迎えるまでに、知っているだけで心の準備ができるかもしれません。信じがたい話かもしれませんが、その真相をお伝えしていきましょう。

目次


死の淵で臨死体験をし、三途の川を目撃した有名芸能人の話

長年、朝のフジテレビ系 「情報プレゼンターとくダネ!」のキャスターをつとめていた小倉智昭氏の有名な体験談からです。

某テレビ局の対談で、小倉氏は腎盂(じんう)がんと診断され、左の腎臓の全摘手術を受けていて 2016年に生放送で膀胱がんを公表。2021年に肺に転移してることが判明し、そんな中で小倉さんは「三途(さんず)の川って、本当に見たんだよ。川のほとりみたいなところに 亡くなった親父がいてさ・・・」お父さまは既に1982年に亡くなっています。

いい女でも出てくりゃいいんだけど、親父なんだ。死んだ親父が出て来て、さんざん話して。最後に『智昭、そろそろ行くぞ』って言うから『ちょっと待て・・俺、行きたくない、俺は、もうちょっと居る』って言ったら『なんだお前、行かないのか』って言うから『行かない!』って言ったら『じゃあ、お父さん一人で行くから』って言って『じゃあね』とか言って…

「よくドラマで見るような橋を渡って行くんですよ、親父は。それできれいなお花畑。その花畑の方におやじは消えて行きました。


2.あなたが亡くなったときから、三途の川を渡るまでに待ち受ける8つの宿命


①あなたは亡くなりました。

気がつくと、周りは真っ暗で、ひとりぼっち。どこか不気味で不安を感じるかもしれません。けれど、これはただの終わりではなく、新たな旅の始まりです。これからあなたは、死出(しで)の旅へと出発します。目指すは極楽の入り口。しかし、その道のりは決して平坦ではありません。極楽までは約800里、つまり3200キロの長い道のり。この旅を7日間で歩き切らなければなりません。1日に約460キロ、まるでマラソンのような距離をひたすら歩き続けるのです。むしろ走り続けないと間に合わないかもしれません。

②最初の難所、死出の山

旅の始まりから、いきなりの難関が待ち受けています。あなたの前に立ちはだかるのは、「死出の山」と呼ばれる険しい山道です。木々は影を落とし、空は闇に包まれたまま あなたは一歩一歩、慎重に足を進めます。

山道は足を取られるほどに険しく、視界は暗闇に閉ざされ、心細さが押し寄せます。辺りは静まり返り、あなたの足音だけが響き渡ります。しかし、その一歩一歩が、極楽への道を切り開く大切な歩みなのです。

③三途の川の出現

やっとの思いで死出(しで)の山を越えると、その先に見えてきた大河が『三途の川』です。

この川は、現世とあの世を隔てる境界線。川の向こうには、もう戻れない世界が待っています。

川の流れは激しく、その水は冷たく、暗い色をしています。ここでふと、あなたは思い出します。生前の行いが、この川を渡る難易度を決めると。善行を積んだ者は橋を渡り、普通の者は浅瀬を歩き、悪行を重ねた者は激流を泳ぐと。

さあ、あなたの死出の旅は、いよいよ佳境に入ります。果たしてこの三途の川を、あなたはどのように渡り切るのでしょうか?その先に待つのは、極楽浄土への道、それとも、さらに過酷な試練なのでしょうか。

④賽の河原の悲劇

そして、三途の川の手前に広がる河原には、幼い子供たちが集まっています。彼らが泣きながら 必死に積み上げているのは、小さな石の塔。しかし、悲しいことにこの塔は永遠に完成することはありません。これが「賽の河原」と呼ばれる場所です。

ここにいるのは、親よりも先に亡くなった子供たちです。親を悲しませた罪を贖う(あがなう)ために、彼らは塔を積み続ける「起塔の行」(きとうのぎょう)を修めなければなりません。けれども、塔が少し高く積み上がると、鬼が現れ、金棒で無情にも壊してしまうのです。積み上げては崩されての繰り返しで、この終わりのない永遠に石を積み続けるのです これが子供たちの永遠の試練です。

見る者の胸を打つ光景ですが、これから川を渡らなければならないアナタには、子供達の心配している余裕はありません。三途の川の先には、さらなる試練が待ち受けているのですから。

⑤三途の川の謎

この世とあの世が川で隔てられているという考え方は、日本だけでなく、オリエント神話や古代ギリシャ神話にも登場します。ギリシャ神話では、死者が冥界へ向かうために渡る川「ステュクス」等が知られています。このように、川が境界線として機能する概念は、世界中の文化で共通して見られるものなのです。また、三途の川は東京と神戸間くらいの幅がある、向こう岸の見えない大河です。

そして渡る方法は 「橋を渡る」「浅瀬を歩く」「激流を泳ぐ」という3通りの方法があるので 三途の川と呼ばれます。

どの方法で渡るかは、自分で決めることが出来ず。アナタの生前の行いによって裁かれるのです。

三途の川の岸辺には、ひときわ目立つ大きな樹、名前は衣領樹(えりょうじゅ)が立っています。 その大きな枝には、さまざまな衣服がかけられています。

⑥ 川岸の神秘、衣領(えりょうじゅ)と二人の守護者

三途の川の岸辺には、ひときわ目立つ大きな樹、名前は衣領樹(えりょうじゅ)が立っています。 その大きな枝には、さまざまな衣服がかけられています。

樹の前には、二人の古びた人物がいます。ひとりは脱衣婆(だつえば)というお婆さん、もうひとりは懸衣翁(けんねおう)と言うお爺さん、脱衣婆は、死者の衣服を取り去る役割を持ち、懸衣翁はその衣服を枝にかける役目を担っています。

⑦渡り賃と衣服の儀式

三途の川を渡るためには、まず「六文銭」と言うお金を渡さなければなりません。この六文銭は、古くから納棺の際に死者に持たせることで、川を渡るための「渡り賃」とされ、現世での一切の罪を精算するための重要な儀式なのです。

脱衣婆と懸衣翁は、死者の衣服を丁寧にはぎ取り、それを衣領樹の枝にかけます。ここで面白いのは、衣服がかけられると、衣領樹の樹が、人間界での罪の重さによって枝がしなることです。つまり、枝がしなるほど、その人がどれだけ多くの罪を犯していたかがわかるのです。そして川の渡り方が決定されます。

⑧渡り方の指示

脱衣婆と懸衣翁は、死者に対して 川の渡り方を指示します。

渡り方1. 善人のための橋 川の中流には、一筋の橋が架かっています。現世で一切の罪を犯さず、戒律を守り、善行を積んで修行を重ねた善人は、この橋を渡ることができます。しかし、この橋を渡ることができる死者は非常に稀であり、そのほとんどが難しいとされています。

渡り方2. 普通の渡り方: 善行を積んだが、まだまだ試練を必要とする者は、橋の近くの浅瀬を渡ります。浅水瀬の試練。

このエリアは、ひざ下くらいの深さの流れが特徴です。見た目は比較的穏やかに見えますが、油断は禁物。途中には流れの速い場所や突然の深みがあり、流れの早い場所で体力を消耗し、向こう岸に到達するにはかなりの体力を必要とします。

渡り方3. 悪行を重ねた者の試練: 最も過酷なのは、激流を泳ぐことです。生前に多くの罪を犯した者は、三途の川の激しい流れに挑まなければなりません。これは、生前の罪を償う(つぐなう)ための試練です。強深瀬の激流エリアでここは、まさに試練そのもの。川底は深く、時折頭まで水に沈むことになります。息継ぎのために水面に顔を出すと、鬼たちから矢が飛んできて襲われる危険があります。

さらに、水の中には大きな石が流れてきて身体にぶつかり、川底には毒蛇が潜んでいて、もしも不注意で踏んでしまうと危険な目に遭うことになります。たとえ体が粉々になっても、死んでもすぐに生き返りながら、400キロの距離を泳ぎ続けなければなりません。

アナタの場合は どの渡り方を指示され、どのように川を越えていくのでしょうか?

まとめ 挑戦を乗り越えるために

三途の川を渡り終えると、人間界には二度と戻ることはできません。向こう岸に到達しても、死出の旅路はまだまだ続きます。もし、あなたの現世での行いが激流コースになると感じたなら、この川を無事に渡りきるためには、驚くほどの体力とスキルが必要となります

皆さんも、スイミングの練習を始め、自分の体力を強化して、この試練に備え流ことをオススメします 三途の川を無事に渡るための準備が、あなたの運命を大きく変えるかもしれません。

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