【葬儀 打ち合わせ】ご葬儀の打ち合わせ前に知っておきたい4つのこと

ご葬儀を執り行うことになったら、まずは葬儀社との打ち合わせを行います。

一生のうちでも主体となってご葬儀の準備をする機会は片手で数えられる程度ですので、
打ち合わせではどんなことを決めるのか、どんなものが必要なのかなど、心配事が多くあるのではないでしょうか。

このブログでは、ご葬儀の打ち合わせ前に知っておきたい4つのことをご紹介いたします。

1. 打ち合わせで行うこと

打ち合わせでは、葬儀社の担当スタッフと一緒に、ご葬儀を執り行うに必要なものを細部に渡って決めていきます。
具体的には、以下のようなことが挙げられます。

打ち合わせで決めること(一例)
  • 葬儀の形式
  • 葬儀プランやオプション
  • 日程
  • 場所
  • 料理や返礼品、供花の数量

ある程度の内容が決まれば、葬儀社から見積もりを提示されます。
また他に、死亡届の記入を同時に行うこともあります。

亡くなってからご葬儀までは、あまり時間がない可能性もあります。
限られた時間の中で後悔のないご葬儀の準備を行うためにも、少しでも疑問に感じたことは
この時になんでも質問・相談をすると良いでしょう。

また、打ち合わせの時間は、一般的に1時間から3時間程度かかると言われています。
ご葬儀の規模などによって変動することもありますので、その後の予定を空けておくことがおすすめです。

2. 打ち合わせを行うタイミングと場所

打ち合わせはご逝去後、病院や施設から安置場所への搬送が終わってから、
ご自宅でご逝去された場合は、ドライアイスを使って故人様のお身体を手当してから行います。
ご逝去がが深夜・早朝の場合は、日を改めて行うこともありますが、
可能な限り故人様が綺麗な状態でご葬儀ができるよう、ご逝去後すぐに打ち合わせを行います。
特に都市部では火葬場や式場の予約が取りにくい時期もあるため、少しでも早いタイミングでの打ち合わせが
重要となります。

打ち合わせは葬儀社の式場や打ち合わせ室、ご自宅、病院、施設などで行うことがほとんどです。
この時の服装は普段と同じで問題ありません。

またご逝去された直後だと精神的・身体的に疲れていて、1人では冷静な判断ができず、
さらに負担になる恐れもあります。可能であれば複数人で参加して、多くの視点でチェックできると良いでしょう。

3. 打ち合わせに必要なもの

打ち合わせには筆記用具認め印を持って行くと安心です。
死亡届への記入や見積書へのサインなどで筆記用具を使うことがあるため、1つ持っておくと便利です。
死亡届は公的な書類ですので、消せるボールペンや鉛筆は使えません。
また近年死亡届への押印が廃止になったため、認め印は基本的には不要ですが例外的に必要になることがあります。
慌てずに済むよう、打ち合わせには持って行くと安心です。
この時シャチハタは使えないため、朱肉を使うようなハンコを用意しておきましょう。

また葬儀社によっては、打ち合わせ時に遺影用の写真を持ってきてほしいと指示があるかもしれません。
カメラ目線でピントが合っているもの、そして何より故人様らしい自然なものをお選びいただくと良いでしょう。
背景や服装を含め加工ができるので、複数人で写っている写真やラフな格好の写真であっても、
自然な表情であれば候補に入れておきます。候補は2,3枚用意しておくと安心です。
写真は、アルバムに入ったスナップ写真やスマホに保存されているものなど、どのような形式でも構いません。

いずれの場合でも、お顔の大きさが免許証の写真より大きいものを選ぶと、引き伸ばしても粗さが目立ちにくいです。
またお元気だった頃の写真であるとより良いですが、何十年も前のものだと雰囲気が変わりすぎていることがあるので避けた方が無難です。過去のものを選ぶときは、5年から10年以内のものを目安にお選びいただくのが良いでしょう。

遺影写真を選ぶ際のポイント
  • カメラ目線でお顔にピントが合っているもの
  • お顔の大きさが免許証より大きいもの
  • 過去のものを選ぶ場合は、5年から10年以内のものを選ぶこと(極端に若い頃の写真は避ける)

4. 打ち合わせの前に確認しておきたいこと

ここからは打ち合わせまでに明確にしておきたいことをご紹介いたします。
確認しておきたいことはこちらの通りです。

打ち合わせまでに確認しておきたいこと
  • 喪主を誰が務めるか
  • ご葬儀の宗旨宗派や菩提寺の有無
  • ご葬儀の形式
  • ご家族の予定

まずは誰が喪主を務めるのか決めておきましょう。喪主はご遺族を代表して葬儀を取り仕切る方を指します。
基本的に故人様の配偶者や長男などが務めることが多いですが、決まりはありません。
打ち合わせも喪主を中心に進めていきますので、あらかじめ決めてから打ち合わせに臨みましょう。

続いて、ご葬儀の宗旨宗派や菩提寺の有無を確認しておきましょう。
菩提寺などお付き合いのある宗教者がいる場合は、ご葬儀の形式や式場、日程などに指示がある場合もあります。
ご逝去後、落ち着いたら連絡を済ませておくと安心です。
菩提寺はないが決まった宗旨宗派がある方は、ご葬儀での読経のために僧侶を手配することもできますので、
打ち合わせまでに確認しておくと良いでしょう。

次に、ご葬儀の形式について事前にご家族間で意見を擦り合わせておくことがおすすめです。
打ち合わせでは決めるべきことがたくさんあるため、あらかじめ希望の葬儀形式が定まっていると
必要事項が明確になり、スムーズに打ち合わせを進めることができます。

最後に、ご葬儀の日程を決めるにあたり、ご家族の予定を確認しておきましょう。
式場や火葬条の空き状況も加味して日程を決めるため、必ずしも希望通りとはならないかもしれませんが、
特に近しい関係の方が遠方にお住まいの場合は確認しておくと良いでしょう。

打ち合わせはご逝去後すぐに行われることが多いですので、それまでに時間がない場合もあると思います。
喪主や菩提寺、宗旨宗派だけでも確認しておくとスムーズに打ち合わせが進みますので、
ここだけでも可能であれば明確にしておきましょう。

まとめ

今回はご葬儀の打ち合わせについて、決めることや事前準備などを踏まえながらご紹介いたしました。
ご逝去からご葬儀まで長くても一週間程度と、短い間に多くのことを決めなくてはなりません。
ですので、あらかじめ打ち合わせはどのようなものか知っておくことでもしもに備えることができます。

多摩中央葬祭・森の風ホールでは事前相談をいつでも承っておりますので、
「時間があるうちに、ある程度の疑問を解消しておきたい」とお思いの方はお気軽にお問い合わせください。


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