※こちらは記事は、最新情報をまとめた新しい記事「親族が亡くなった!〜お葬式、火葬のその後…ご逝去から一周忌までの流れ〜」「逝去してから一周忌まで。時系列!分かり易い、ご遺族のやるべき事」が公開されております。よろしければ、そちらも御覧ください。
ご逝去から一周忌までの流れを掴んでおきましょう
まだ身近な人を亡くしたことがなく、親族が亡くなった後の流れに関するお葬式の流れのイメージが湧かない、そのような方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
身近な方を亡くし、ましてや自分が主体、喪主となって動くことになることは人生の中でそう多くはないかと思います。
今回は身近で大切な方を亡くした時に慌てないよう死亡届の提出から一周忌までの流れをご説明します。
ご逝去してから死亡届提出まで
①病院・施設で亡くなった場合
病院・施設から連絡を受けその場所に向かいます。特に今はコロナ禍で面会ができない病院・施設が多くなってい
ます。
②自宅で亡くなった場合
かかりつけ医がいる場合は、かかりつけ医に連絡します。在宅医療を利用していれば、緊急連絡先に記載してある
電話番号に連絡します。すぐに救急車は呼びません。かかりつけ医があれば指示を仰ぎましょう。気が動転して救
急車を呼んでしまうと、救急病院に搬送された場合によっては警察に移送され、検案になります。
③交通事故などで外で亡くなった場合
警察に向かうことが多いです。病院に向かう場合もあります。
亡くなったのを確認できるのは医師だけです。亡くなった後は医師から死亡診断書を受け取ります。その後、葬儀社に連絡を入れご遺体を迎えにきてもらいます。病院や在宅医療を受けていた場合は、死後の処置としてエンゼルケアをしてもらうことがあります。また施設によっては衣類の着せ替えやお化粧をしてくれることもあります。
ご遺体を安置する場所は以下2ヶ所になります。
①葬儀社や斎場の安置室
②自宅
葬儀社との打ち合わせの際に死亡届を記入します。死亡届は死亡診断書と同じ紙になっているので役所まで取りに行く必要はありません。また、死亡届の役所への提出は葬儀社が代理で提出することが可能です。車庫証明の手続きを自動車屋さんがしてくれるような感じです。死亡届を提出することで埋火葬許可証が発行されます。こちらは火葬の際に必要になるので大切に保管しておくか葬儀社に預けておきましょう。葬儀社が代理で提出した際はご自身での受け取りは不要です。
死亡届はその後、いろいろな手続きなどで必要になります。役所に提出する前には必ずコピーを取っておきましょう。後日コピーをくださいと役所に依頼しても受け付けてはくれません。
葬儀社との打ち合わせ内容
葬儀社との打ち合わせは以下のことについて決めます。
葬儀当日を迎える
準備や手配を終えたら葬儀当日を迎えます。火葬場の予約状況によっては早朝から始まることもあれば、夕方近くに始まることもあります。慣れないことが多く、また気を張ることもありますので当日までにしっかりと体調を整えておきましょう。
喪服を用意しておき状態も確認します。喪服にアイロンがかかっているか、虫食いしていないか。黒い革靴はあるか。普段革靴を利用しない方は点検が必要です。靴底などがボロボロになっている方が時々いらっしゃいます。
四十九日まで
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが四十九日の前にも初七日(しょなぬか)、二七日(ふたなのか)、三七日(みなぬか)、四七日(よなぬか)、五七日(いつなぬか)、六七日(むなぬか)があります。現代では初七日から五七日までの間に故人が成仏できるよう遺族が供養(法要)を行います。現代では七日ごとにきちんと法要を行うことはありませんが、七日ごとに手をあわせてもいいでしょう。
四十九日まで準備や手配をしなければならないことがあるのでいくつかご紹介します。
四十九日の後から一周忌まで
四十九日の後の法要に一周忌があります。一周忌を行う場合は葬儀の時と同様に式場の手配や日程、お坊様を呼ぶかどうかを決めます。菩提寺がある場合は菩提寺で行います。
まとめ
死亡後から一周忌までの流れをご紹介しましたがいかがでしょうか。亡くなってから四十九日までは慌ただしく過ごすことになるかと思います。葬儀や法要に関することを決めつつ公的手続きや諸手続きを行うことになります。心に余裕がないなかで細かなことを決めていくことは大変だと思いますが、早め早めに行動し、ご家族で決められることはあらかじめ決めておきましょう。
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