【簡単4ステップ】後悔しない!葬儀式場の選び方

「お葬式の式場って、どうやって決めるんだろう…」と疑問に思った方、いらっしゃいませんか?

「前にお葬式を行った式場と同じ式場が良い」
「参列者として行った式場が素敵だったから、同じところを使いたい」
などと、候補が明確に浮かぶ方もいらっしゃると思いますが、
反対に何もわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、初めてお葬式を準備する方に向けて、葬儀式場の決め方の手順をご紹介いたします。

目次

葬儀式場を決める手順

早速、葬儀式場を決める手順をご紹介いたします。
この流れに沿って1つずつ進めていくと、ご自身の葬儀式場に対する条件や希望が明確になります。

葬儀式場を決める手順
STEP
希望の葬儀エリアを決める

STEP
ご心配な方の宗旨宗派を確認する

STEP
絶対に外せない条件を明確にする

STEP
ご葬儀の規模やある程度の参列者数を決める

それぞれ詳しくご紹介いたします。

1. 希望の葬儀エリアを決める

最初に式場の希望のエリアをおおよそでも決めておくと、格段と探しやすくなります。

火葬場の近くのエリア
電車で参列する方を考慮して駅チカのエリア
親族が集まりやすい中間のエリア

といったように、それぞれどこに重きを置くかが異なるため、
葬儀エリアの決め方に正解はございません。
お身内の方と相談して、大体どのあたりにするか決めましょう。

またこの時、「立川市の錦町!」などと最初からエリアをぐっと狭めてしまうと、
この後の条件に沿う式場がなくなってしまう可能性があります。

まずは「立川駅からタクシーで10分以内の式場」「火葬場から車で5分以内の式場」
といったように、広めに設定しておくと考えやすくなります。

2. ご心配な方の宗旨宗派を確認する

式場のおおよそのエリアが決まったら、宗旨宗派を確認します。

宗旨宗派が明確な場合は、決めたエリアの中の式場がその宗旨宗派での葬儀に対応しているかを確認します。
これは葬儀社選びにおいても同様ですが、せっかく式場(葬儀社)を決めたのに、
実はその宗派に対応していなかった、となっては振り出しに戻ってしまいます。
エリアを決めたら、優先して確認しましょう。

特に、仏教・神道・キリスト教以外の宗教の場合は、
対応していないことも少なくありませんので、必ず確認しておきましょう。

また、特定の宗教を信仰していない無宗教の方で、無宗教葬を希望される場合は、
式中にやりたいことを考えておくと良いでしょう。

例えば、演奏や合唱を希望しているのであれば、
機材の持ち込みは可能か
大きな音を出しても良いか

好きな音楽をかけたいのであれば、
音響機器は揃っているのか
スマホから直接流せるのか

お食事会を希望しているのであれば、
お食事会は対応しているのか
式場での飲食は可能か

などの確認事項が明確になります。
このようにやりたいことがはっきりしていない場合でも、
漠然としたイメージでも構いませんので、式場を決める前に少しお考えいただくことをおすすめいたします。

まとめ

特定の宗教がある場合…その宗旨宗派の葬儀に対応しているかを確認する
無宗教葬を行う場合……式中にやりたいことを決め、それが対応しているかを確認する

3. 絶対に外せない条件を明確にする

例えば、

・大切なペットも一緒に参列させたい
・大きな絵を式場内に飾りたい
・故人が好きだった歌をみんなで歌いたい

といった希望がある方もいらっしゃると思います。
これだけは譲れない!という条件を明確にしておくと、式場を選ぶ上で重視したい項目がはっきりします。
これは式場選びだけでなく、葬儀社や葬儀プランを決めるときにも共通してきますので、
早めに明確にしておきましょう。

4. ご葬儀の規模やある程度の参列者数を決める

ご親族や親しい友人のみで行う家族葬なのか、
それとも会社関係者や地域の方にも広く参列してもらう一般葬なのかによって、
参列者数が大きく異なります。

例えば、100名近く参列する可能性があるところ、
他の条件が希望通りだからと席数が20席の式場を選んでしまうと、参列者が入りきれません。

反対に、10名程度の家族葬を希望している方が、
150席もある大きな式場に決めてしまうと寂しく感じてしまうかもしれません。

このようにご葬儀の規模や参列者数は、式場選びにおいて重要な項目です。

もちろん、まだご葬儀の準備段階の方が、
「お葬式には23人が参列する!」と具体的な数字を出すことは難しいと思います。
大体30人くらいかな、とざっくりとした数で構いませんので、考えておくと安心です。

また家族葬であれば、
高齢者が多い
生まれたばかりの赤ちゃんがいる
遠方からの参列者がいる
といったように事前に参列する方の情報を把握することができます。
このような参列者の情報も、式場選びの大切なポイントになります。

以下にチェックポイントの例をご紹介いたします。

ご高齢の方がいる場合…

控室は和室ではなく椅子席か
式場と火葬場の距離は近いか
車椅子の貸し出しはあるか
段差が少ないバリアフリーに対応しているか

生まれたばかりの赤ちゃんがいる場合…

おむつ替えなどができる、プライベートな空間はあるか
キッズスペースはあるか
絵本や折り紙などの貸し出しはあるか

遠方からの参列者がいる場合…

公共交通機関を利用しての参列がしやすいか
着替える場所はあるか
大きい荷物を置くスペースはあるか

まとめ

今回ご紹介した流れに沿って候補を絞っていくと、
どのようなご葬儀を執り行いたいかの軸がブレることなく式場を決めることができます。

また、式場によってはあらかじめ見学ができるところもありますので、
ある程度候補が絞れてきたら、ご見学されてみてはいかがでしょうか。

式場見学については、こちらの記事で深掘りしてご紹介しております。
ぜひ合わせてご参考になさってください。

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